2011年09月03日

自己破産、釧路地裁へ、浜木漁業:社長らと漁船を失った被災の漁業会社/負債6億7000万円 /北海道

●東日本大震災の影響が徐々にボディーブローのように効いてきています。最も「人の命」が重要なのですが、会社を経営している人にとっては、水産業者なら魚を沢山とってきてくれる船・製造業ならものを作れる工場など、稼いでくれる機器や物が震災により破壊されてきています。
  この記事を読むと漁業規制などの中で経営が悪化していたところに震災が更に追い打ちをかけたという話になっていますが、やはり社長や漁船を失ってしまえば、かなり厳しい経営を迫られるのだと思います。
 また怖いのは、掛けで売っていたりしていたところが資金繰りの悪化で連鎖倒産ということになるのが恐ろしいところです。




自己破産、釧路地裁へ、浜木漁業:社長らと漁船を失った被災の漁業会社/負債6億7000万円 /北海道


浜木漁業:被災の漁業会社、自己破産を申請 負債6億7000万円 /北海道

 東日本大震災で社長ら2人と漁船を失った釧路市の漁業会社「浜木漁業」(資本金2000万円、浜木トシ子社長)が1日、釧路地裁に自己破産を申請した。負債総額は約6億7000万円で、従業員14人は既に解雇された。

 帝国データバンク釧路支店によると、浜木漁業は1919(大正8)年創業。近年は漁船2隻で沖合底引き網漁業と遠洋マグロはえ縄漁業を手掛けていたが、漁業規制の強化や輸入水産物の増加などで経営が悪化。さらに、宮城県の気仙沼港で出漁準備中だった漁船が津波で流された上、現地入りしていた浜木良雄社長(当時85歳)が死亡、娘婿の文雄専務(同55歳)も行方不明になっていた。【山田泰雄】

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毎日新聞 2011年9月2日 地方版

http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110902ddlk01020288000c.html
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posted by 管理人B at 15:15| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(一般ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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