2011年09月05日

家賃滞納者への追い出し行為が青森県内で急増

●震災などで、審議がもつれてしまった「賃借人居住安定法案」がまだ制定されていないのか、追い出し行為が急増しているとのことです。現実問題として、この震災なども追い打ちをかけた不況が「追い出し行為」を促進させているものと思います。「追い出す」というのは、家賃を払う事ができない人を大家や管理会社もしくは家賃債務保証会社が賃借人を追い出すという行為です。現実にこのような状況に陥ってしまうのは、約1000件の契約に対して1件位が相当するものと言われていますが、この契約件数が多数に昇ると例えば10万件だと100件ということになり、わずかなパーセンテージと言えども相当なダメージとなります。家賃債務の保証会社はこの部分を抑えることで「債務拡大の防止」を施すため、その部分で利潤を確保することになります。
 民間の債務保証会社ではもたない部分もあるので公的な保証制度もあわせて検討していただきたいものです。

 消費者金融の取立てとやや似ているところがあるのですが、こちらの方は貸金業ではないので、夜の訪問もまだOKですし、それなりの強い督促表現も可能となっています。逆に夜にならないと顧客に会えない部分もあるから難しいところなのですが、しかし、人間としての常識の部分もあるので、通常人が「おかしい」といえる督促方法であれば、裁判となったときに問題が生じるかもしれません。







家賃滞納者への追い出し行為が青森県内で急増

家賃滞納者「追い出し」県内急増
 

 都市部を中心に問題となった家賃滞納者を強制的に追い出す行為が近年、県内で目立っている。相談件数が2010年に急増し、今年7月には元入居者がアパート管理業者に損害賠償を求め青森地裁に提訴した。全国の裁判では「追い出し」を違法と判断するケースが多く、罰則付きで禁止する「賃借人の居住の安定を確保するための家賃債務保証業の適正化及び家賃等の取り立て行為の規制等に関する法律案」(賃借人居住安定法案)が国会で審議中。県内の不動産業者団体は、追い出し行為をやめるよう呼び掛けている。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110902160225.asp
(2011/9/2/東奥日報)
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posted by 管理人B at 21:04| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 賃貸保証・滞納家賃保証業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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