2011年09月12日

インネクスト(札幌証券取引所アンビシャス上場):不正経理がたたって、自己破産申請 負債10億7000万円 /北海道

●札幌証券取引所のアンビシャス(いわゆる東証でいうとマザーズのローカル版ようなもの)の上場企業の倒産は初だということです。
東京の会社なのに札幌証券取引所のアンビシャスに上場したというのは、基準が緩やかということだったのでしょう。2003年設立で、従業員が17名の会社というのも町工場的なのですが、(見た目なのですが)利益がすごかったのかと思います、。
 現実問題として、この会社は「上場企業」なので、財務内容はキッチリを行なっていかなければならいのに、不正経理などをおこなったために信用を崩した上での業績不振ということになります

 スポンサーも探したのですが受け入れがなかったということです。





インネクスト(札幌証券取引所アンビシャス上場):不正経理がたたって、自己破産申請 負債10億7000万円 /北海道

 札幌証券取引所の新興市場アンビシャスの上場企業で液晶機器・検査装置製造のインネクスト(東京都品川区)は9日、東京地裁に自己破産を申請した。アンビシャス上場会社の倒産は同社が初めてとなる。信用調査会社の東京商工リサーチ北海道支社によると、負債総額は10億7000万円。

 インネクストは03年10月設立、07年にアンビシャスに上場した。決算報告書上では10年6月期に約14億8400万円を売り上げていたが、今年6月、少なくとも過去5年間に、売り上げの前倒しや循環取引など不正な経理処理を行っていたことが発覚。対外信用が失墜し、受注を獲得できずに行き詰まった。【鈴木勝一】

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毎日新聞 2011年9月10日 地方版

http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110910ddlk01020280000c.html


2011/09/09(金) 液晶技術製品開発・製造
続報、札証アンビシャス上場
株式会社インネクスト
自己破産を申請
負債10億7000万円
TDB企業コード:985274709
「東京」 既報、(株)インネクスト(資本金1億9581万2500円、品川区西五反田2-18-2、代表那須郁雄氏ほか1名、従業員17名)は、9月9日開催の取締役会で自己破産を申請することを決議し、同日、東京地裁へ自己破産を申請した。 

 当社は、2003年(平成15年)10月に設立。医療機器の輸入販売権を譲り受けたのを皮切りに、液晶検査装置の製造販売なども手がけ、2007年2月には札証アンビシャス市場に上場を果たしていた。その後、液晶機器事業を主力として展開し、2009年6月期には中国企業向け液晶製造装置の納入や、国内でも大口の医療関連装置の受注を得るなどして年売上高約13億9400万円を計上、また翌2010年6月期においても、主要顧客である台湾や中国の液晶パネルメーカーが積極的に設備投資を進めたことで、液晶製造装置の販売も好調に推移、年売上高は約14億8400万円と公表していた。 

 ところが、2011年6月17日に過去の決算において不正経理を行っていたことを発表。2007年6月期から2011年6月期第3四半期までで約24億円の架空売上と約10億円の粉飾利益があったことを明らかにするとともに、同日付で監理銘柄に指定される事態となっていた。このため、信用が低下し予定していた大型案件の受注も出来ず、スポンサーの獲得も難航、今後の資金繰りの目処が立たないことから、今回の措置となった。 

 負債は約10億7000万円(9月9日現在)。 

 なお、今年に入って上場企業の倒産は5月に破産したジャスダック上場の(株)セイクレスト(大阪府、マンション企画・販売代理、負債22億8200万円)に続いて3社目となる。
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3509.html



(株)インネクスト [東京] 液晶機器、検査装置製造
破産申請を決議 / 負債総額 約10億7000万円

〜札証アンビシャス上場では初の倒産〜 上場会社の倒産は今年3社目

TSR企業コード:29−577497−5
 札証アンビシャス上場の(株)インネクスト(品川区西五反田2−18−2、設立平成15年10月、資本金1億9581万円、那須郁雄社長)は9月9日、東京地裁に破産の申し立てを行うことを決議した。
 上場会社の倒産は(株)セイクレスト(ジャスダック上場)に次いで今年3社目で、札証アンビシャス上場からは初の倒産となる。
 今年6月に平成19年6月期から23年6月期第3四半期において、売上の前倒し、原価の圧縮及び循環取引を行っていたことから資金繰りに行き詰った。
 負債は約10億7000万円。
 中小型液晶向け製造・検査装置メーカーで、平成17年11月にグリーンシート銘柄に指定、平成19年2月には札幌証券取引所アンビシャスに上場、平成22年6月期には年商約14億8400万円をあげていた。
 不正経理の発覚で対外信用が大きく失墜し、FPD製造装置の大型受注の獲得もできずに経営が悪化。このため、スポンサー獲得に努めたが調整がつかず、今後の資金繰りのメドも立たず、今回の措置となった。
http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1213327_1588.html?s=rss
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posted by 管理人B at 13:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(一般ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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