2011年09月12日

多重債務者の過払い金請求、暴力団が仲介、組長ら非弁活動の疑いで逮捕及び依頼された弁護士も書類送検の方向へ

●弁護士を紹介することについて、報酬をもらって行うという行為が弁護士法の非弁活動(弁護士ではないものが禁止されていることについて行う活動)に当たるということで、暴力団の組長が逮捕され、それを紹介された弁護士も書類送検ということになる模様です。

 暴力団組長については紹介するだけだったら問題はないのかもしれませんが、それを報酬として、紹介した弁護士からもらうという行為が違法行為となるということになります。紹介を受けた弁護士もそれを承知で報酬を払ったのだから罪は重いかと思います。

 やはり過払い金請求については、最寄りの司法書士や弁護士に過払い金を多く経験しているところも多いので、そういったところに直接訪ねた方が後々になってトラブルになりません。








過払い金請求、暴力団が仲介、組長ら非弁活動の疑いで逮捕及び依頼された弁護士も書類送検の方向へ


非弁活動で組長ら逮捕、多重債務者紹介の疑い

 払い過ぎた借金の利息を取り戻す「過払い金返還請求訴訟」の依頼人を不正に弁護士に紹介し報酬を得た疑いが強まったとして、警視庁は12日、住吉会系暴力団組長・斉藤順平容疑者(52)と、その知人が代表を務める東京都港区の広告会社幹部ら7人を、弁護士法違反(非弁活動)容疑で逮捕した。


 紹介を受けた東京弁護士会所属の近藤利信弁護士(69)も、近く同法違反(非弁提携)容疑で書類送検する方針。多重債務者の債務整理を巡り、弁護士と依頼人の間を暴力団幹部が仲介していた構図が浮かんだ。

 捜査関係者によると、斉藤容疑者らは2009年4〜10月、弁護士資格がないのに、過払い金返還請求訴訟の依頼人数十人を近藤弁護士に紹介し、報酬を得た疑い。斉藤容疑者は「違法なビジネスと思っていない」と否認しているという。

(2011年9月12日14時33分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110912-OYT1T00446.htm
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