2011年09月15日

有期契約労働者:年収200万円以下74% 09年から16ポイント悪化 厚労省調査〜正社員と同様の職務でも低賃金が多く見られる

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 年収200万円というとその要素を分解すると次のようになります。
月収16万6千円
日収 8300円(月20日の労働 上記の月収を20日で割った額)
時給 1038円 (1日8時間労働 上記の日収を8時間で割った額)

 したがって、時給1000円のアルバイトもしくはパートや派遣などの条件で普通の正社員と同様に1日8時間働いて、土日祝日相当は休んで、正月・夏休みも普通の企業同様に休んでの平均日数がだいたい月20日となりますので、普通街のアチコチや求人情報で見られる「アルバイト・パート」が正社員と同じ時間働いても200万も達しないという事がわかるかと思います。

 そのような時間を「正社員」で働けば賞与もあるところや時給換算で約2000円ともなるので、年収400万円という倍の年収の差が開くことがわかるかと思います。

 それにこのような形の労働形態が進んでいくと、当然結婚を避ける若い人も多くなり、少子高齢化が一段と進んでいくのかと思います。

 企業はどうしても、コスト削減に向けるので同じ仕事だったら人件費が半分に済む派遣社員を雇い入れるのが普通になってきてしまいます。
 それは、IT化などで人間が入らなくて良くなった部分を儲けとして企業が取り入れるのではなく、現実問題として顧客に還元してしまっている事も、被雇用者への賃金低下となっいる一員だと強く考えています。

 そのひとつとして、銀行では、三菱東京UFJ銀行を皮切りに、ATM手数料や同行間の振込手数料無料化ということ。小売業では、三越や伊勢丹・松坂屋など「老舗」といわれた百貨店(デパート)にまっ先に向いていた、国民層がそこでは、お金を落とさなくなり、その次の層と言われる、スーパーマーケット(イトーヨーカドーやイオングループなど)に皆足を向き始めているという事も、そのひとつなのだと思います。


  昔だったら銀行の窓口で振込をして、買い物は値段が張ってもデパートへ、そしてそのレストランでちょっと贅沢に食事して、帰る「専業主婦」も多かったのですが、今は女性も結婚してもパートやバイトは当たり前の世界となり、その「相乗した悪作用」が、この年収200万円以下の人を増やしている結果となっています。

 
今過払い金の武富士のような消費者金融で生活費一時しのぎでも借りている派遣労働者もいれば、小金持ちといえる安愚楽牧場への出資をするような人など、国民全体として「貧富の差」が一層激しくなるところにきています。
 
野田政権というよりは国会全体として、民主・自民が足の引っ張り合いをせず真剣に向き合ってもらいたいです。








有期契約労働者:年収200万円以下74% 09年から16ポイント悪化 厚労省調査〜正社員と同様の職務でも低賃金が多く見られる

 厚生労働省は14日、パートや契約・派遣社員など期間を定めて働く有期契約労働者に関する調査結果をまとめた。年収200万円以下の人は74・0%に上り、前回調査(09年)の57・3%より16・7ポイント増加。正社員と同じ職務内容の人に限っても200万円以下は60・3%(前回40・7%)と大幅に増えており、雇用環境が一段と厳しくなっている実態が浮き彫りになった。

 調査は7月に企業(郵送調査、岩手、宮城、福島3県を除く)と有期労働者(インターネット調査)を対象に実施。5777事業所と5415人から回答を得た。厚労相の諮問機関、労働政策審議会の分科会で報告した。

 今回調査は、個人の調査対象者に占める短時間のパート労働者の割合を、就業実態に近くなるよう23・6%(前回14・1%)に引き上げた。短時間のパートは賃金が低くなるため、年収200万円以下の人の割合が全体として増えた面もある。

 ただ、職務の内容別に見ても、正社員と同じ業務・責任を求められる職務で200万円以下の人が60・3%だったほか、正社員より高度な技術を活用する職務で43・5%(同32・1%)▽仕事は別だが、正社員と同水準の職務76・5%(同62・0%)だった。就業形態別では契約社員47・2%(前回38・6%)、派遣社員56・7%(同45・7%)だった。

 個人への調査で有期労働を選んだ理由(三つまで回答)を尋ねたところ、契約社員と期間工(直接雇用)は「正社員としての働き口がなかったから」が最も多く、契約社員で43・6%、期間工で43・1%だった。

 企業調査では、有期労働者を雇っている企業の79・7%が、有期労働者なしでは「事業が成り立たない」と回答。前回(53・8%)より依存度を高めている。【鈴木直】

パート・派遣:年収200万円以下74%…厚労省調査
雇用:各党が政権公約に
にいがた青年ユニオン:若者の労働問題、電話と来所相談 新潟であすから /新潟
暴力団幹部の労働者派遣法違反:被告、起訴内容を認める−−初公判 /岩手
マツダ工場:車暴走、1人死亡1人重体…解雇うらみ?
毎日新聞 2011年9月15日 東京朝刊
http://mainichi.jp/life/today/news/20110915ddm002020088000c.html


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