2011年09月24日

リプラス破産から、満3年経過。

リプラス破産から、満3年経過。


東証マザーズ上場であった株式会社リプラス(リプラス本体)は、2008年9月24日に東京地方裁判所へ破産手続きの申請(自己破産)をして即日破産手続き開始決定という運びとなりました。
 早いものであれから本日をもって3年が経過いたしました。最終的にはリプラスの一般債権に関する配当率は11%となりました。

 破産手続き開始決定の日は、特に家賃保証事業を行なっていたという事から、世間では大騒ぎとなり、多くの顧客(家主や借主・管理会社など)が路頭に迷うという結果となりました。

 この倒産の由来は米サブプライムローンの余派が日本に訪れ、不動産の下落や到来する社債の返済期限がおとずれても返済ができないという最悪の事態に陥り、再生しようとする意気込みも失せ他故に、民事再生を飛び越えて、破産という選択をした結果となりました。

 その後、アセットマネージメント部門(不動産投資部門)は、清算となり、充分に機能を果たしている、賃貸保証事業部門(株式会社デジタルチェックへ譲り受けのレントゴー事業)は事業譲渡をして現在の株式会社Casa(カーサ)という名称で保証システムが生き続け、リプラス少額短期保険株式会社は、ジャパン少額短期保険株式会社となり、3年となった現在リプラス本体は、清算事業も無事集結し、先の2011年3月の債権者集会が最終回となり、その状況を逐次お知らせしていた、ホームページも今年2011年6月30日をもってその役目を終えて、もう「リプラス」というかたちあるものは、跡形もなくなったという状況です。
 
 当ブログを開始したのは、その破産手続き開始決定の2008年9月25日であり、様々な状況をお伝えし独自の分析も行い、現在に至っています。
 今後は今までの経験なども踏まえ、家賃保証事業や不動産投資、倒産問題、不動産関連、投資・投資詐欺事件・過払い金・貸金・消費者金融、労働問題・年越し派遣村・特定非営利活動法人自立生活サポートセンター・もやい、などと、リプラスが絡んでいた関連をはじめ更なる分析や状況をお伝えしていこうとする次第です。
 また応用分野として、消費者金融の武富士や今ホットな話題となっている「安愚楽牧場被害」など、こういうことを上げれば枚挙にいとまがありません。
 このブログも4年後・5年後はどうなっているのかわかりませんが、「日々是決戦」を念頭に役立つ情報となればとかんがえています。
 どうぞ4年目突入のリプラス情報収集組合もよろしくお願いいたします。
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posted by 管理人B at 23:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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