2011年09月27日

安愚楽牧場経営破綻、県内への影響〜民事再生のままでは、滞りが大きい安愚楽牧場被害回復

●預託農場に対する支払いは、民事再生の適用申請時には、一時凍結していましたが、その後「共益債権」(最優先されるもの)に当たるものに関しては、支払い等は、行われ始めているようです。
共益債権部分とは、監督委員などの報酬や民事再生手続き後に発生した費用ということですが、この部分に関しての金額はオーナー債権と比較したらべらぼうに小さい額になるので、牛は資産(お金になるもの)なので、滞りなく行うべきです。
 しかし、今までの経営内容が採算が取れない自転車操業のようなことであれば、当然今まで経営を継続するような民事再生のまま(経営内容を隠したまま)の運営が続くわけはないので、どこかで、破産を引き起こすことになります。
 事業譲渡ができればいいのですが、こんなに危なっかしい事業を受け継ぐ業者も名乗りを挙げてこないことも充分予想されるので、やはり破産して、内容を洗いざらいすれば、少しは事業譲渡が受け入れやすくなるかもしれません。







安愚楽牧場経営破綻、県内への影響〜民事再生のままでは、滞りが大きい安愚楽牧場被害回復
2011年09月27日

 和牛オーナー制度を運営している安愚楽牧場(本社・栃木県)の経営破綻(は・たん)を巡り県は26日、県内への影響を明らかにした。飼育牛は計7247頭で、直営牧場が2カ所、契約で預かって育てている預託牧場は13カ所あった。オーナーとして309人が総額19億1800万円を出資していた。預託牧場への預託料は6、7月分の一部が未払いだが、8月9日の民事再生法適用申請後は2週間ごとに前払いが再開されたという。
 県議会農林水産委員会で報告された。飼育牛7247頭は県内の牛の総頭数(約6万2500頭)の約12%に相当。飼料代や稲わら代など販売代金の未収も県内で数千万円に上る見込みだという。
 一方、オーナー会員として県内の309人が総額19億1800万円を出資していた。1千万円以上の大口出資者も54人いた。県消費生活・男女共同参画プラザ「アイネス」には、オーナー会員からの契約金返還やクーリングオフなどに関する相談が今月中旬までに9件寄せられたという。
 県畜産振興課は、今後明らかにされる安愚楽牧場の具体的な再生計画や弁済方針をふまえ、牧場にいる牛や施設への対応策を検討する方針。(原篤司) 
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001109270001
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