2011年09月29日

サンシティ再生法申請 負債248億円、東北で今年最大

●9月26日サンシティが民事再生法の適用申請を仙台地裁におこなったとのことです。
実際にその原因としては、平成20年のサブプライムローンによるものということですが、その余派で実質的に売上等が低迷し、従業員コストなどが大きくかさんだものと思われます。
 不動産投資関連は小さなコストで大きな利益をあげることができるのが特徴でこのように従業員が129人と大きな町工場状態でも東証一部という大きな冠をつけることができるのが特徴です。
 それゆえにこの業界はハイリターンが目立つ業界ですが、当然ハイリスクとも背中合わせとなっているので、調子づかなくても投資をしなければならないのでそれが裏目に出た場合は大きな損失が発生するということになります。






サンシティ再生法申請 負債248億円、東北で今年最大
2011.9.27 02:06
 東証1部上場で東北では最大手のマンション販売「サンシティ」(仙台市青葉区)が26日、仙台地裁に民事再生法の適用を申請し、受理された。7月末時点の負債額は約248億8800万円に上る。負債額は東北で今年最大。

 帝国データバンク仙台支店などによると、サンシティは平成4年設立の分譲マンション、賃貸マンションの企画・分譲業者。資本金75億1054万円、従業員129人。

 設立当初は販売代理業務を行っていたが、11年以降は自社物件の分譲主体に業態を変更。17年からは土地の有効利用に関する企画・事業化といった不動産流動化事業にも参入し、設立以来、連続して増収・増益を維持していた。

 この間、16年には東証2部に、18年には東証1部にそれぞれ上場。東北、北関東、首都圏に加え、静岡県の業者を買収するなどして業務を拡大し、19年12月期には売上高577億8500万円、当期純利益24億6600万円を計上した。

 しかし、20年に入り米サブプライム住宅ローン問題などで不動産市況が低迷。不動産販売が急激に落ち込んだことに加え、用地購入資金を借入金に依存していたことが大きな負担になり、業績が大幅に悪化。同年12期の売上高は224億8500万円に落ち込み、当期純損失127億9200万円の計上を余儀なくされた。

 このため、不動産流動化事業やマンション新規開発事業から撤退するとともに、手持ち不動産の処分や在庫分譲マンションの販売に力を入れたが、保有不動産の大幅な売却損の計上もあって財務内容が悪化。資金繰りが逼迫(ひっぱく)し、金融機関に対する返済猶予の見通しも立たないことから、民事再生法の適用申請となった。

 債権者説明会は10月3日午後1時半、仙台国際ホテル(仙台市青葉区)で開催する予定。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110927/myg11092702070001-n1.htm
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posted by 管理人B at 16:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(その他不動産会社) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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