2011年10月26日

林原(会社更生手続き中)、負債返済が異例の9割超 資産売却順調で

久々に林原のニュースになります。
 会社更生手続き中の林原の更生債権の弁済の見通しがなんと9割ということで、「異例」といわれているそうです。その背景には、やはり「資産」といわれるものが劣化しずらい「不動産」だからだと考えられます。
 だったら、お金と時間が非常にかかる会社更生法ではなく、民事再生法の方がいいと思うのですが、第三者である「管財人」が倒産処理を行うと当初の見通しより多く弁済されるなどの結果はよく見受けられます。
 その理由として民事再生では経営者が子会社などや「隠し」財産を放置(忘れさせるようなこと)する方向をとったり、再生に使う資金を捻出しなければならないそんな原因もあるのかと思います。でも会社更生や破産では、
管財人がアチコチから金の流れで積極的に請求をしたり、資産をうまくお金に替えることができるということもあるから、当初より多くの弁済ができる結果となると考えられます。
 それでも9割もの弁済はすごいです。

 一方で資産といえるものが「牛」である安愚楽牧場は「餌」で資産が枯渇してしまうので、再生には非常に厳しいと考えられますが、それでもなんとかしなくてはなりません。


林原(会社更生手続き中)、負債返済が異例の9割超 資産売却順調で

林原、負債返済が異例の9割超 資産売却順調で

 会社更生手続き中のバイオ企業「林原」(岡山市)の再建で、約1400億円の負債総額に対する返済可能な金額の割合が9割を超える見通しであることが18日、分かった。帝国データバンクによると、更生手続きの返済割合は一般的に1〜2割程度。国が関与したケースなどを除き「極めて異例の高水準」としている。

 林原の事業や土地・株式などの売却が順調で、返済原資の確保が進んだ。管財人は債権者の金融機関にこの見通しを示しており、11月18日までに東京地裁に提出する更生計画案に盛り込む。

2011/10/18 20:58 
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101801000925.html
(共同通信)
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