2011年10月29日

安愚楽牧場:安愚楽牧場預託農家被害対策弁護団(鹿児島)の説明会10月30日開催〜未払い分の預託料全額回収を目指す。

安愚楽牧場の「預託農場・預託農家」に対する被害者弁護団においては、預託料の「全額」回収を目指しているとのことです。オーナーに対する安愚楽牧場被害対策弁護団は「全額」どころか「1割」もできるかどうか不明ということになっています。

 というのは、「債権の性質」が違うので、同じ安愚楽牧場の債権者(被害者)でも返済のされ方が違うことになるというのでしょうか。

 今回の記事の記載にはございませんが、過去の記事などの話によれば、民事再生前の預託料は未納となっており(民事再生後においては、支払われているということです)ます。

 よく民事再生法の手続きを開始すると、特に大企業においては、企業の手持ちの資金が多くなり一時的にでもゆとりがあるように見えてきます。安愚楽牧場は現在はその状況にあるのかもしれません。

 現実問題として、預託農場に関する未払い部分がまず先になされないと安愚楽牧場全体が沈没してしまうかと思いますが、「全額」がどう転がるか難しいところです。
 債権総額の97%を占める、オーナー債権全額放棄させるなどの事があれば可能かもしれませんが、それは酷な話となります。



安愚楽牧場:安愚楽牧場預託農家被害対策弁護団(鹿児島)の説明会10月30日開催〜未払い分の預託料全額回収を目指す。



安愚楽牧場:預託農家に対する報告・説明会 県弁護団、30日開催 /鹿児島

 和牛オーナー制度で資金を集め、民事再生法の適用を申請した「安愚楽(あぐら)牧場」について、預託農家救済のための県弁護団は30日、預託農家に対する報告・説明会を開く。

 弁護団は県内にある預託農場の代理人として安愚楽側と現在交渉中。預託農家が畜産を継続できるよう、預託料の全額回収を目指している。

 説明会では、弁護士が交渉の途中経過を報告。今後の活動方針などを説明し個別の相談も受け付ける。午後3時、鹿児島市東千石町のビジョンビル「ビジョンホール」で。問い合わせは弁護団事務局(099・225・6306)。【黒澤敬太郎】

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毎日新聞 2011年10月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20111028ddlk46020598000c.html
(2011/10/28毎日新聞)
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