2011年10月30日

近畿日本コンクリート工業:民事再生適用申請 負債総額10億円−−四日市 /三重〜近畿日本鉄道とは似ているが関係ない模様。

近畿日本コンクリート工業が民事再生法の適用を申請したとのことです。
2008年のリーマンショックを契機にどこの企業も景気がわるくなりましたが、特に建設業界は公共投資の削減や不動産業の相次ぐ倒産で、その需要も冷え込んだのは記憶に新しいところかと思います。
 また今回の震災での復興での需要も期待したところですが、ご覧の通り日本の震災の復興はややうごいているものの国会での混乱も少なくないため、具体的な公共事業(復興)の見通しもよくわからない状況です。
 そんな中、当然こういったコンクリート業や建設関連は一層冷え込んでくるため、体力の無い企業は必然的に倒産という結果になります。

 今後国会でも自民党と民主党の足の引っ張り合いがまだ続くようであれば、多くの企業もそれらにつられて、併せて足を引っ張られるかと思います。

 尚「近鉄」の名称は「近畿日本鉄道」ということになりますが、この会社とは関係のないものと思われます。
もし、近鉄の関連会社であれば、通常は裁判所の関与した「特別清算」という形をとって、親会社(と仮定した)近鉄が負債を背負うという事になるのかと考えられます。
 そうしないと、「近鉄」のイメージが悪くなるのは当然ですから。




近畿日本コンクリート工業:民事再生適用申請 負債総額10億円−−四日市 /三重〜近畿日本鉄道とは似ているが関係ない模様。

 帝国データバンク四日市支店によると、四日市市の「近畿日本コンクリート工業」が27日、東京地裁に民事再生法の適用を申請、事実上倒産した。負債総額は10億4500万円。

 同支店によると、同社は1961年に設立。コンクリートパイル製造や土木工事を手がけ、09年3月期には年売り上げ19億1900万円を計上した。しかし、不況や公共工事削減の影響で今年3月期の年売り上げは8億3300万円に減少。また、10年8月には元役員による不正経理などの問題が発覚。関連する損失約5000万円程度を計上したとみられ、資金繰りが悪化していたという。【駒木智一】

〔三重版〕

自己破産:狭山茶業者が申請…東日本大震災後初
橋本園:狭山茶業者破綻 震災後、初めて−−負債5億円
柏崎シルバー精工:倒産、負債82億円 /新潟
企業倒産:負債総額が激増、319億7700万円−−東北6県の9月 /福島
企業倒産:先月の件数11 前月比5件減、負債総額2億円 /奈良
毎日新聞 2011年10月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/mie/news/20111029ddlk24020097000c.html


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posted by 管理人B at 01:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(一般ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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