2011年10月31日

安愚楽牧場被害(安愚楽牧場破綻)、鹿児島市で県内預託農家へ安愚楽牧場被害対策預託農家弁護団説明会開催 〜早期の「事業譲渡」がやはり吉。

安愚楽牧場の預託農家に対する説明会が10月30日に鹿児島市内で開催されたとのことです。
 安愚楽牧場は、現在の経営速度の惰力(だりょく)つまり、「走っているボールが地面との摩擦でだんだんと速度が緩みいずれは止まる」というような状態なのだから、事業を細かく分割してでも、どこかに譲渡して、その後の預託事業に「加速度」をつける以外はありません。

 しかし、かねてから畜産農家の方たちが、「畜産で利益を出すのは容易なことではない」と口々にしているのを良く耳にいたします。そうなると、こういった畜産事業を受け入れるには、ある程度の規模があり、しっかりとしたビジョンをもった企業(スポンサー)でなければ、いけないことになります。
 その事業譲渡ので得られた資金は、なんとかオーナーへの債権の少しでもの足しになればと思うのですが、そこまでたどり着くのに、牛の餌などですり減ってしまうのですが、それを考慮に入れても、結局のところ、安愚楽牧場は「事業譲渡」を全力ですすめることが必要な選択肢ではないかと考えられます。

 





安愚楽牧場被害(安愚楽牧場破綻)、鹿児島市で県内預託農家へ安愚楽牧場被害対策預託農家弁護団説明会開催
〜早期の「事業譲渡」がやはり吉。


安愚楽破綻で鹿児島県内預託農家へ弁護団説明会
(2011 10/31 06:30)
 和牛オーナー制度が行き詰まり、栃木県の畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」が経営破綻した問題で、県内の預託農家を対象にした弁護団の説明会が30日、鹿児島市であった。会場からは「牛の価値が下がり、今後の生活が不安」との声が相次いだ。
 弁護団は預託料など未収債権の全額回収を目指しており、事務局長の柿内弘一郎弁護士は「会社側が事業を継続できないことも想定し、預託事業を引き継ぐ第3者の選定も進めている」と説明した。
 参加した男性(70)は「預託事業を続けるのか辞めるのか、会社側が早く方針を出さなければ、牛の価値がなくなり生活できなくなる」と訴えた。
 県内には南さつま市に直営牧場2カ所と、同社から繁殖雌牛や肥育牛を預かる預託農家が約50戸ある。
 弁護団によると、現在依頼を受けているのは県外も含め37戸、未収債権は総額1億円を超えるという。弁護団事務局(アーバンリバティス法律税務事務所)=099(225)6306。
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=35998
(2011/10/31/南日本新聞)
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