ここ数日、オリンパスの事件と並行して話題になっていた。大王製紙の井川前会長が東京地検特捜部に逮捕されたとのことです。
大王製紙というと代表的な商品は「エリエール」ティッシュペーパーとなり、「クリネックス」 や「ネピア」と並ぶ有名な商品です。
被疑事実(容疑事実)は会社法の「特別背任」ということだそうです。
以前「特別背任」という容疑は「商法の」ということであったですが、この度の「会社法」というものが現れてそこの条文になった経緯があります。
また、通常の刑法にも「背任罪」がありますが、会社の取締役等がその任務に背いたということで、会社法の特別背任が適用されるということです。
また、こういった上場企業の経済事件は「見え見え」というところもあるし、「上場企業」というのは多くの監視の目での規制があって価値があるものですから、粉飾決算などの罪は非常に厳しく罰せられることになります。
「見え見え」の事件のためこういった事件は、検察に告発したこともあり検察が関わってくるという慣習になっているようです。
会社は創業者がいて、従業員がいて、そして株主がいるという構成になっていますが、特に上場企業となると、不特定多数の株主がお客様になります。そのため「株主総会」が会社の意思の最高決定機関であり、それができない場合は「取締役会」がそれに準ずる決定機関となります。
そうなると、今回前会長が行なったことは、自分で勝手に会社の金を使い込んでしかもしの使途が、ギャンブルとなると、明らかに犯罪という事がわかるかと思います。
大王製紙の井川意高前会長を逮捕、特別背任容疑で、東京地検特捜部
大王製紙の井川前会長を逮捕 特別背任容疑で東京地検
大王製紙の井川意高・前会長宅に家宅捜索に入る東京地検特捜部の係官=22日午前10時24分、東京都渋谷区、西畑志朗撮影
井川意高容疑者
大王製紙(東証1部上場)の子会社から巨額を借り入れ、32億円の損害を与えた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は22日、大王製紙前会長の井川意高(もとたか)容疑者(47)を会社法違反(特別背任)容疑で逮捕し、発表した。特捜部はまた、井川前会長の自宅などの捜索を始めた。
同社が設置した特別調査委員会の報告書によると、創業家出身の井川前会長は、自ら役員を務める連結子会社7社から、昨年5月〜今年9月に計26回にわたり、取締役会の承認を得ないまま、無担保で計約106億8千万円を借り入れていた。現金と株式の形で一部は返済されたが、大王製紙は株式での返済は認めず、85億8千万円を損害額として特捜部に21日に告発していた。
特捜部はこのうち、今年7〜9月に7回にわたり4社から借り入れた32億円分を逮捕容疑とした。
大王製紙は総合製紙国内3位のメーカーで、本社は愛媛県四国中央市。「エリエール」のティッシュペーパーなどで知られる。
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http://www.asahi.com/national/update/1122/TKY201111220148.html(2011/11/22asahi.com)
posted by 管理人B at 14:15| 東京 ☀|
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背任・特別背任・業務妨害等事件
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