2011年11月26日

安愚楽牧場(破産へ移行)問題、獣医師への告発受理されるというのはどういうことか?/宮崎県警

安愚楽牧場では出資の問題もありますが、こういった細かい問題も浮上しています。
 「獣医師法違反」についてはともかくとして、通常捜査機関への告訴・告発というものがあったら速やかに、その担当の警察官(「司法警察員」)はそれを受けつけなければならない事になっています。
 「司法警察職員」や「司法警察員」という名前は法律(刑事訴訟法)やその実務で使われている用語です。警察官(犯罪関連に属している警察官)全体を指すものとして「司法警察職員」、特定の階級以上の警察官を「司法警察員」と定義されています。

 この「司法警察員」とは、警察の階級で言うと「巡査部長」という階級のもので、
 巡査→(巡査長)→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監→警視庁長官

 の流れの中で、入庁してから下から数えて3番目の階級という事になります。

また、警察官の最初の管理職試験の登竜門のようなもので、この試験に合格するとこの「巡査部長」の階級が得られるということです。
 
 巡査部長になると、巡査ができなかった、「取り調べ」や「告訴・告発」の受理をするという権限が与えれています。
「巡査長」という階級もその前の段階にあるのですが、こちらの方は巡査部長を希望しない(試験を受けないなどの理由)巡査の人が長年の勤務などにより昇格する階級です。

 そうなると、法律上の要請から、告訴・告発を受けたら、すぐに「調書」にしなければならないはずなのですが、警察ではなかなか屁理屈?を言って受け付けてもらえません。実際にはおかしい話なのですが、現実問題として
告訴・告発の9割以上が「事件として成立しない」という現状になっています。

 なぜか?というと、警察がに寄せてくる「告訴・告発」の内容は、事件性の薄いものはもちろん、いい加減な内容のもの「昨日貸したもの今日忘れたから訴えてやる」「隣のオッサンは目付きがやらしいから逮捕してれ」とかという内容も少なくないようです。それ以外にも当然民事で処理すべきものが警察に寄せられているという現状もあり、事実上、警察が判断して「告訴受理」という事になる現状となっています。
 それに、弁護士や司法書士などの専門家の告訴・告発でも警察はなかなか受け付けないという現状もあるくらいです。それだけ、警察が処理出来る能力も限られているのですが、法律の要請と現実での事件の処理の能力に著しいギャップが生じているという結果なのです。

 逆に言うと「告訴受理」ということは「事件として立件出来る可能性が高い」という意味を示します。

 今後警察の方では、事件性が高いということでいろいろな「任意捜査」を始めるかと思います。そのついでに、
「出資者から集めたお金の流れ」も解明して欲しいところですが、これと獣医師の問題は関連がないので、警察はタッチしないという事になります。

 けれども、多くの人からの「一見無駄な」とも言える告訴告発は多くなれば当然警察でもそれに向けての視野に入れることになりますし、問題提起としては有効なので、安愚楽牧場の出資金集めに関して疑問に思う人はそれなりのアクションをしても無駄はないかと思います。

 あと、破産管財人においては、仮に事件性があっても、管財人自身はそういった義務はないので、基本的に犯罪性があきらかで告訴告発をしなければならない状況とならない限りは自ら、刑事事件への立件や働きかけは行わないのが普通です。

 



安愚楽牧場(破産へ移行)問題、獣医師への告発受理されるというのはどういうことか?/宮崎県警

(以下引用)
NHK ONLINE 
各地のニュース 

宮崎県のニュース 
宮崎放送局 

 

安愚楽 獣医師への告発受理 

安愚楽牧場の川南町にある直営農場の専属獣医師が、牛を診察せずに薬を投与していたのは、獣医師法違反に当たるとして、畜産農家2人が提出していた告発状について、25日、警察が受理しました。告発の対象となっているのは、経営破たんして破産の手続きが進められている「安愚楽牧場」の専属獣医師です。 
「安愚楽牧場」の川南町にある直営農場では、口てい疫が発生する直前の去年3月以降、専属の獣医師が農場に出向かないまま従業員に指示し、牛に抗生物質などの薬を投与していていたことが県の調査でわかっています。 
この獣医師について、川南町の畜産農家2人が診察をせずに薬を投与したのは獣医師法に違反する疑いがあると指摘して、10月に警察に告発状を提出していました。警察は25日、この告発状を受理し、今後、関係者から事情を聴くなどして捜査を進めることにしています。 
安愚楽牧場は県内に15か所の直営農場を持ち、この獣医師が1人で担当していました。 
また、ことし3月には口てい疫への感染の疑われる牛が見つかったのに通報が遅れたとして、県から文書で厳重注意を受けています。告発した森木清美さんは「受理されてホッとした。捜査を通じて、安愚楽牧場が口てい疫の感染拡大にどのように関わったのかについても解明して欲しい」と話しています。 
安愚楽牧場の破産管財人を務める弁護士の法律事務所では「コメントはできない」と話しています。 

11月25日 18時49分
http://www.nhk.or.jp/miyazaki/lnews/5064202551.html 

 小豆色ブログさんのところを拝見してお借りしました。



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