2011年11月29日

巨額詐欺事件のU・F・O 破産手続き開始、(再生管財人が立ち民事再生廃止の経緯。)負債総額500億円超/大阪地裁。

先月、刑事事件に発展し、再生管財人(民事再生手続き)の申し立てにより民事再生手続きの廃止をへて本日11月29日破産手続きが開始されたとのことです。
この事件は、民事再生法の違反(再生詐欺)と銀行への借入も詐欺ということで、大阪地検特捜部に逮捕・起訴された経緯があり、今後は刑事事件と破産手続きがそれぞれ
独立して進行されることになるのかと思います。

 以前ザックりと計算したところ現時点の残余財産が20億で負債総額が500億超ですから約4%弱という配当率という計算です。

 今後破産管財人としては、もう一度財務内容を精査して、債権者集会に臨むのかと思いますが、恐らく、旧経営人にも当然賠償請求をするも、支払いには困難となり、役員個人への破産となることも考えられるので、回収を実現するのは到底むずかしくなってくるのではないかと思います。








巨額詐欺事件のU・F・O 破産手続き開始、(再生管財人が立ち民事再生廃止の経緯。)負債総額500億円超/大阪地裁。



U.F.O.:破産、負債500億円超 詐欺など社長起訴

 社長が民事再生法違反や詐欺の罪で起訴された衣料品会社「U.F.O.」に対し、大阪地裁は破産手続きの開始を決定した。決定は29日付で、破産管財人には森本宏弁護士が選任された。破産管財人側によると、負債は500億円を超える見通しという。

 U社は10年3月、民事再生法適用を申請していた。しかし、社長の谷絹子被告(61)が民事再生手続きで監督委員に虚偽の財務書類を提出したり、銀行2行から約82億円を詐取したりしたとして、逮捕・起訴されたため、管財人はU社の再生計画案の提出を断念し、破産手続きに移行していた。【村松洋】

毎日新聞 2011年11月29日 20時03分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111130k0000m040040000c.html





巨額詐欺事件の「UFO」社、破産手続き開始

 銀行が発行する信用状(LC)を悪用した巨額詐欺事件などで社長の谷絹子被告(61)が大阪地検特捜部に逮捕・起訴された衣料品製造会社「U.F.O.」(東京都中央区)について、大阪地裁は29日、破産手続きの開始を決定した。


 破産管財人の弁護士によると、U社の負債総額は、メガバンクからの借り入れなど約397億円。遅延損害金を含めるとさらに膨らむ見通し。U社は昨年3月、民事再生法の適用を同地裁に申請していたが、先月、谷被告らが逮捕され、同地裁が民事再生手続きの廃止を決めていた。

(2011年11月29日20時12分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111129-OYT1T01021.htm
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