2011年12月01日

安愚楽牧場(破産手続き移行予定)「広告は虚偽」、消費者庁が措置命令〜刑事事件も徐々に始まってきているので、オーナーは早めに警視庁・県警へ相談を。

和牛オーナーの所有する牛の数と、実際に存在する牛の数が違うということが明るみに出た模様です。
「牛の数」の整合性がないというのは、1頭や2頭といった違いではなく(もちろんその1頭の違いだけでも問題となるのですが)実際の6割の数ということであるから明らかに問題だということになります。

 ここで言うオーナーが本来所有している「牛」の総数は、過去に言われていた10倍価格というものを用いた数での総数です。(実際の市場価格と整合させるならば、6割の10分の1で6%という事になります。)つまり10倍価格ではなく、さらに市場価格を考えたオーナー7万3千人の所有の牛の数を考えると実際には6%しかいないという考え方になります。

 そう考えてみると、残りの94%(オーナー出資金総額に対する金額)は、餌やその周辺の設備などになるのかと思いますが、それでも「贅沢な資金」となっていたことは間違いありません。
 そこで、今までの経緯からすると出資者に払っている配当や元本の返却はその94%の中に含まれているという事にもなります。 さらには、従業員の給与もそこから支払われているとう事も充分考えられます。その上、利益を業績に全く関係なく「先取り形式」で抜かりなく引っこ抜いている可能性もあります。


  つまり、オーナーの出資金は、「牛」の買い付けにつかわれているのではなく、会社(安愚楽牧場)の運転資金(自由気ままに使えるお金)になっているという事なのです。

 例えば、生命保険や損害保険の世界では、人体の損傷について、特定の部分のみ(手のみとか、足のみとか頭のみとか)を掛けるという制度(商品)はなく、全身一律に掛っているのだそうです。似たような別の言い方をすると、「巨乳であることが売りのタレント(牛の乳ではなく人間のことです)」という人が乳(バスト)に1億円の保険を掛けているという自慢話を度々テレビの番組で聞くことがあるのですが、実際には、乳のみに掛けているということではなく、「乳を考慮」して、全身に高額な金額を掛けているということなのだそうです。ですから、乳のみを対象とした保険商品は無いということです。それと同じです。

 実際に、オーナーの契約の牛の数と実在する牛の数が合わないのであれば、当然、公認会計士の「監査」をやったとしても、この部分が指摘されて、お墨付きはでき無いはずです。もしかしたら、一度公認会計士の監査をいれているのかもしれませんが、そうであった場合は、その部分を指摘して「意見不表明」か「途中で退陣する」そういった事になっているのかもしれません。もし担当した公認会計士がいたとしても、秘密の都合があるので、自ら名乗りでることはないかと思います。(警察の捜査が入ればそれも明るみになるのかもしれませんが)


 先日、宮崎で獣医師について告発受理(宮崎県警)がなされたとのことがありましたが、それはオーナーの出資の件とは直接関係ありません。

 しかし、今回の「牛の数と契約の数との不整合」の問題は、刑事事件(詐欺事件)の根幹の一つとなるので、オーナーにとりましては、この件が本当に詐欺だと思うのであれば、警視庁へ相談や被害届や告訴・告発を徐々に行っていくべきと考えられます。

 栃木県警が動いているということは、刑事事件としての視野「処罰の対象」に入っているという事です。(逆に刑事事件の可能性が無い場合は、動きません。)
 
 この件を補強(点と線を結ぶ)するには、いち早くの管財人の過去の財務内容の洗い出しが早急に必要となってきます。



安愚楽牧場(破産手続き移行予定)「広告は虚偽」、消費者庁が措置命令〜刑事事件も徐々に始まってきているので、オーナーは早めに警視庁・県警へ相談を。



安愚楽牧場「広告は虚偽」、消費者庁が措置命令

 和牛オーナー制度で知られ、破産手続きに移行中の「安愚楽牧場」(栃木県那須塩原市)が虚偽の広告でオーナーから出資を募っていたとして、消費者庁は30日、景品表示法に基づき、同社に対して違反を周知するよう求める措置命令を出した。


 同庁によると、同社は遅くとも2006年度以降、雑誌で「繁殖牛(母牛)のオーナーになれる」などと宣伝。出資して繁殖牛のオーナーとなると、出産した子牛の売却代金を配当として受け取る仕組みだと説明していた。

 しかし、出資金額などから計算すると、本来、今年3月時点で9万7986頭の繁殖牛がいるはずなのに、実際には67%の6万5572頭しかいなかった。こうした状態は06年度から続いていたという。

 同庁は「オーナーの多くは、繁殖牛を所有し、毎年生まれる子牛を買い取ってもらうという分かりやすさにひかれて出資したが、その実態はなかった」として、虚偽や誇大広告を禁じる景品表示法に違反すると判断した。

(2011年12月1日00時46分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111130-OYT1T01048.htm




繁殖牛、契約の6割以下 消費者庁、安愚楽牧場に公表命令
 和牛オーナー制度が行き詰まり、破産手続きに移行予定の畜産会社「安愚楽あぐら牧場」(栃木県)について、実際に飼育していた繁殖牛の頭数が、契約頭数の6割に満たない時期があったことが30日、消費者庁の調査で分かった。

 消費者庁は同日、安愚楽牧場が遅くとも2007年以降、繁殖牛を飼育しているように見せかけ、消費者に優良だと誤認させたとして景品表示法に基づき違反事実の公表を命じた。

 栃木県警は、安愚楽牧場の管財人や元社員らから事情を聴くなどして情報収集を進めている。

 同社の負債総額は、約4330億円で全国の出資者は約7万3千人に上るとみられ、被害者の弁護団は「詐欺的手法だ」と主張していた。安愚楽牧場は共同通信の取材に「取材を受けません。回答できない」としている。

 消費者庁によると、同社は子牛を売却して配当を得られるとして雑誌広告で一口30万〜200万円程度で繁殖牛のオーナーを募集。オーナー制度は同社が実際に飼育していた繁殖牛の頭数と、オーナー持ち分の契約総頭数が一致していなければならないシステム。しかし07年3月末でオーナー持ち分が約9万2千頭だったのに対し、飼育頭数は約5万1千頭で約56%にすぎなかった。今年3月末の時点でも約67%。不足分は雄牛や子牛などを繁殖牛と称して割り当てていた。

 消費者庁の調査に対し安愚楽牧場側は「配当ができていれば繁殖牛の数が合わなくても問題がないと思っていた」と説明したという。

 同社は8月、東京地裁に民事再生法の適用を申請したが、東京地裁は11月、手続きの廃止を決定。財産の保全管理命令を出した。関係者から不服を申し立てる即時抗告がなければ12月中にも破産手続きに移行する予定。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201112010056.html
(2011/11/30/中国新聞)



牛不足 安愚楽牧場を行政処分
11月30日 21時9分   
経営破綻した栃木県の畜産会社「安愚楽牧場」が「子牛を産む繁殖牛のオーナーになれる」とうたって投資を募っていたのに、実際には投資対象となる牛の数が大幅に少なかったとして、消費者庁は、景品表示法に基づき会社に対してこうした実態を周知するよう命じました。
栃木県那須塩原市に本社がある安愚楽牧場は、繁殖用の牛への投資を募る「和牛オーナー制度」で成長し、会員の数は7万人を超えましたが、原発事故の影響などで牛肉価格が下落して経営が破綻し、現在、破産手続きが行われています。安愚楽牧場の「和牛オーナー制度」は、繁殖牛が毎年産む子牛を育て、売却益を配当するというもので、繁殖牛のオーナーになれるとうたって投資を募っていました。しかし、消費者庁が調べたところ、昨年度にはオーナーの数に対しておよそ9万8000頭の繁殖牛がいなければならないところ、実際には6万5000頭余りで、およそ66%にとどまっていました。過去5年間でもおよそ55%から69%にとどまり、計算上、足りない数は子牛や食用牛、さらには雄牛を充てていたということです。このため、消費者庁は、安愚楽牧場に対し、事実と違う表示で投資を勧誘したとして、景品表示法に基づき、こうした実態を周知するよう命じる行政処分をしました。消費者庁によりますと、安愚楽牧場は処分を受け入れてインターネットのホームページで周知する方針だということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111130/t10014320671000.html
(2011/11/30/NHK)

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