秋田県横手市の「秋南タクシー」が倒産。その従業員がここ2〜3か月において、自主的に活動をして、ユニオン交通の支援を受け始めたということです。
タクシー業界は現在も自動車の数が乗客供給の数より多いことが指摘されており、東京都区内でもなかなか稼げないという話をよく聞きます。まして地方のタクシーは東京より厳しい現状ということです。
しかし、この秋南タクシーは系列の自動車学校の破綻が連鎖した形となったということなので、タクシー会社としては大きな存在になっていたのかもしれません。
今までの業績悪化をそのまま引きつぐという形ではないので、今後の新たな展開に期待したいものです。
秋南タクシー:再出発 全従業員団結“倒産”乗り越え、新営業所で開業へ /秋田
◇全自交などが支援
今夏、事実上倒産した横手市十文字町の秋南タクシーが1日、従業員全員(17人)の団結で再出発した。この間約4カ月。ドライバーらは前途が見えない困難な状況の中で、手を携えて自主営業を続けてきた。
全自交労連秋田地方連合会(秋田市)によると、秋南タクシーは系列会社で6月末に破綻した自動車学校と連鎖する形で“倒産”。これを機に、乗務員だけの全自交秋南タクシー労働組合に事務系従業員らも新規加入した。連合会の高橋学書記長は「一人も離脱することなく、結束できて良かった」としている。
新たに船出した労組を、大館市のタクシー会社で、組合員らが倒産(04年5月)の荒波を乗り切って営業再開にこぎ着けたユニオン交通(谷地田恒夫社長)が全面支援。
その結果、秋南タクシーは同社の横手市の営業所として位置づけられ、営業区域拡大と営業所新設を東北陸運局に申請。先月14日付で認可され、これに伴い従業員の身分も1日付でユニオン交通社員となった。
営業車9台の大半は前経営者から買い上げたもので、電話番号(0182・42・0047)も前のまま。
この日、JR十文字駅近くに設けられた新営業所で開業祭があり、秋田地方連合会副委員長でもある労組委員長の岩谷恒雄さん(63)は「団結力でやってきた。十文字・増田地域で唯一のタクシー会社として、地域に貢献したい」と喜びを語った。【佐藤正伸】
http://mainichi.jp/area/akita/news/20111202ddlk05020021000c.html(2011/12/1/毎日.jp)
「倒産」タクシー 労組17人再建
2011年12月01日
秋南タクシーの旧本社前に立つ岩谷恒雄さん=横手市十文字町
事実上倒産した横手市十文字町のタクシー会社の労働組合員が約3カ月間自主営業を続け、営業所新設にこぎつけた。住民らの「地域の足をなくさないで」という声にこたえた。1日、開業祭を行い、新たなスタートを切る。
再建したのは、全自交秋南タクシー労働組合(岩谷恒雄委員長)の17人。勤務していた秋南タクシーが7月と8月に不渡りを出し、事実上倒産した。十文字町、増田町地域では唯一のタクシー会社。住民らの足をなくさないよう、営業車9台を使って自主的に営業を始めた。
6、7月の賃金は未払いのままだったが、破産手続きに必要な費用を作り、営業車を買い取り、再建の準備を進めた。
協力したのは、同じようにタクシー会社が倒産し、それを乗り越えたユニオン交通(大館市)だ。同社は労働組合員らが設立、2004年5月に本格営業を始めた。秋南タクシー労組の苦境を知り、8月に東北運輸局に営業区域拡大、営業所新設を申請。それが11月14日付で認可された。
岩谷さんら組合員は1日付でユニオン交通の社員になるが、独立した形で営業することになる。新しい営業所の場所はJR十文字駅近くの旧・秋南タクシー本社の線路をはさんだ反対側だ。元の社名を残し、「ユニオン交通秋南タクシー営業所」とした。
車両や電話番号(0182・42・0047)も秋南タクシーと同じものを引き継ぐ。新しい出発について岩谷さんは「地元に支えられ、仲間の団結でここまで来た。安全、安心と親切をモットーに頑張りたい」と話した。(川島幹之)
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001112010001(20111/12/1/asahi.com)
事実上倒産の秋南タクシー、1日再出発 横手市十文字町
※写真クリックで拡大表示します
1日に再スタートを切る秋南タクシー労組の岩谷委員長(左手前)ら
自己破産申請の準備に入り事実上倒産していた秋南タクシー(横手市十文字町)が、新たに別のタクシーの営業所として来月1日に再スタートを切る。同市の十文字・増田地区で唯一のタクシー会社。乗務員らは「地域の足として頑張っていきたい」と意気込んでいる。
秋南タクシーは1955年に設立。JR十文字駅近くで営業を続けてきたが、利用者数の減少などを受け、今年8月に自己破産申請の準備に入った。
全自交秋南タクシー労働組合(岩谷恒雄委員長)のメンバーである乗務員ら17人はその後、自主的に営業を継続した。大館市のタクシー会社・ユニオン交通(谷地田恒夫社長)の営業所として再出発することを決定。今月14日に東北運輸局の認可を受けた。
岩谷委員長は「『(秋南タクシー会社が)なくなると困る』という声がお客さんから寄せられた。お年寄りも多く、地域のためにもう一度頑張ろうと思った」と話している。
(2011/11/29 13:21 更新)
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20111129f(さきがけonlineWeb)
posted by 管理人B at 14:47| 東京 ☀|
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タクシー・ハイヤー業界
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の女性社員さん、女性でもストーカー行為は存在します。
村ちゃん、白ゴ〜ン、松田忍さん
迷惑行為やめてください。
モラル・ハラスメントの被害者の多くは、そのストレスによって心身のバランスをくずし、その初期には、「心臓がドキドキする」「体が震える」等の身体の生理反応を自覚されます。
次の段階では、胃痛・不眠・吐き気・生理不順など、心身症ともいえる身体疾患の症状が現れ、体調を崩しての欠勤も目立つようになります。この段階で内科を受診される方も多いと思われますが、ストレスに起因するこれらの症状は、気合や薬だけでは十分に改善することは困難です。
これらの体からの警告を無視し、原因であるストレスへの対処をしないまま、内科で処方された薬だけを飲み、ひたすら我慢を続けていると、いよいよ最後の段階として、「うつ」や「神経症」、「パニック障害」など、様々なメンタル疾患になりかねません。仕事の遂行に支障をきたすようになった場合には、休職や退職を選択せざるを得ない場合もあります。
長期にわたるモラル・ハラスメントのストレスによって、多くの被害者が、徐々に、心身のバランスを崩し、「不眠症」「胃痛」「生理不順」「過食」「食欲不振」「精力減退」「円形脱毛症」などの心身症、そして、「うつ病」や「神経症」どのメンタル疾患を経験しているということです。その結果として、休職や退職に追い込まれてしまっているのです。
そして、自殺するんでしょ。
少しは、考えてください。