2011年12月10日

安愚楽牧場の破産手続き開始を決定 東京地裁〜現時点では配当の見込みは不明ではあるが。

安愚楽牧場の破産手続きが開始されたとのことです。
これらによると、第一回の債権者集会(正式な名称は「財産状況報告集会」)は2012年5月30日で場所は裁判所のそばの日比谷公会堂ということです。
 債権者が多い事件に関しては通常はこの日比谷公開堂をつかっておこなう事がおおいのですが、オーナー債権者だけを見ても7万3千人ということですから、来ない人も多く見積もっても、日比谷公会堂の収容人数としては厳しいものがあるかもしれません。
 債権者集会は、名前の通り「財産状況報告集会」というように、債権者に判断を求めたり採決を取ったりする場ではなく、破産管財人からの報告を受ける場ということになります。
 ですから、債権者は来ても来なくても有利不利は基本的にありません。
資料も配布されるのですが、破産管財人の裁量により、ホームページでも配布されるものと同じものを掲示してくれる場合があります。しかし、その資料を債権者に個別に郵送してくれることは手間と費用が莫大にかかるのでありません。


そして、破産管財人は債権者の意見や主張には従う必要もありませんし義務もないので、当然破産管財人自身の考えで(独走体制で)勧めていきます。
 けれども、破産管財人もできるだけ債権者にも有利な配分になるように努力します。それを実現するためにも、債権者である人はできる限りこの債権者集会に参加して、報告を聞くことがこの事件(破産事件)を債権者ペースにもっていく事ができますし、重要な問題であることを社会なり裁判所にも認識してもらうことになります。

 大体この債権者集会は、最初に破産管財人から破産手続き開始から債権者集会の日迄に会社の経緯や財務状況(今までの旧経営陣がつくった財務状況ではなく、破産管財人が公認会計士に依頼して精査した財務状況)の報告があり、債権者説明会同様、その後に債権者からの質疑応答が行われます。参加者が多く予想されるので、質疑ができても10名程度〜15名程度となることかと思います。
   
 また破産者の旧経営陣の代表(三ヶ尻久美子 氏)も逃亡したり、刑事事件で勾留されたりしない限りは出席するものと思います。

 それから、破産管財人は大抵、配当の行方については、当初は、悲観的な見方を多くいたします。つまり「配当がなされない可能性が充分にある」ということです。実際に破産財団(安愚楽牧場の現金としての資産→破産管財人の預金通帳の残高)が増えないで結局は破産管財人の報酬で消えてしまうこともあるのですが、その後あちこちの現物等をお金に替えて、その成果が預金残高の数字の増加となり、ついに配当迄行きつくということも少なくありません。

 第1回の債権者集会は、刑事事件としての追及の基礎となるものも多く含んでいますので、今後に注視することになります。
 少しでも多く債権者に配分されることを期待したいものです。





安愚楽牧場の破産手続き開始を決定 東京地裁〜現時点では配当の見込みは不明ではあるが。


 安愚楽牧場の破産手続き開始を決定 東京地裁
2011.12.9 19:53
 和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻(はたん)した畜産会社、安愚楽(あぐら)牧場(栃木県)について、東京地裁(鹿子木康裁判長)は9日、破産手続き開始を決定した。

 同社の財産状況を調査した管財人が「早期に牧場や牛を売却しなければ、資金がショートする可能性がある」として民事再生手続きの廃止を求める上申書を地裁に提出。先月8日に、地裁が民事再生手続きの廃止を決定していた。

 同制度は、繁殖用の牛に投資を募り、子牛を買い取って配当する仕組み。同社は自社牧場や預託先牧場を全国展開し、会員は全国7万3千人超とされる。東京電力福島第1原発事故の影響で牛肉価格が下落するなどして経営が悪化し、民事再生法の適用を申請した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111209/trl11120919530009-n1.htm
(MSN産経ニュース)







安愚楽牧場が破産

 和牛オーナー制度が行き詰まり、民事再生手続きの廃止決定を受けていた畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)について、東京地裁(鹿子木康裁判長)は9日、破産手続き開始の決定をし、保全管理人の渡辺顕弁護士を破産管財人に選任した。債権者集会は、来年5月30日に東京都千代田区の日比谷公会堂で開く。

 現時点では債権者への配当ができるかどうか不明のため、負債総額を確定させる期間などを当面設定しないこととし、今後は管財人が財産状況の調査を進める。民事再生手続きで届け出た債権はそのまま破産債権として扱われる。

 安愚楽牧場は昨年発生した口蹄疫問題に続き、東京電力福島第1原発事故の影響による契約解除の増加や和牛価格の下落などで資金繰りが急激に悪化。

 8月9日に民事再生法の適用を申請。事業を継続しながら経営陣が関与しての清算を目指したが、渡辺弁護士が調査したところ「早期に直営の牧場や牛を売却しなければ財産保全はおろか、牛の餌代を賄えず、大量の牛が餓死しかねない状況」と判明。地裁が先月8日、民事再生手続きの廃止を決定した。

 再生手続きの申立書によると、安愚楽牧場の負債総額は約4330億円。大部分は全国の出資者約7万3000人への負債で計約4207億円に上る。

【関連ニュース】
「安愚楽牧場」繁殖牛、契約の6割以下
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(2011年12月9日21時17分  スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111209-OHT1T00213.htm





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