さて、は、弁護士(法律事務所)の破産という事になるのですが、最近こういった業界で倒産(破産)となったのは、名古屋市にあった「ミレニアム司法書士法人」が記憶に新しいです。ミレニアム司法書士法人は、業界では風雲児とも呼ばれ、急成長をしている司法書士として周囲からは恐れられていたそうです。詳細の敗因はわかりませんが、不動産投資などの関わりなのかとも言われています。
どうして、こういういい加減な事をしていたのかその理由は定かではありません。記事から拾い出すと、「事務所の経費や生活費に充てた」とされているので、結局のところ、仕事が上手くいかなかった(儲からなかった)ということなのでしょうか。
そういう解釈と今はここではさせています。
一昔は弁護士は、聖職という認識がより高かったため、法人格(弁護士法人)が与えられなかったり、広告が禁止されていたりなど制約は多かった時代でした。しかし、今のように営業活動というような概念もあまりなかったので、仕事が自然と転がってくるような時代でもありました。
それが今となってはどうでしょうか、弁護士を含めた法曹の数は増えて、競争が激しくなったので、営業をしていかなければならない現状ともなっています。
その結果、その競争から脱落するところは、「儲からなくなって」きます。
今回の事件はその副産物といえるのかもしれません。
なんとか、創意工夫で新しいアイデアで景気を上向かせて、豊かな日本や世界を構築していかなければなりません。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111213-OYT1T00666.htm
社会2011年12月14日 10:10
福岡県弁護士会所属の稲尾吉茂弁護士が、きのう13日、福岡地裁から破産手続開始決定を受けた。
(2011/12/14/IB-NETニュース)
ラベル:着服疑いの弁護士 負債総額8100万円 福岡県弁護士会所属 稲尾吉茂弁護士(46) 依頼者から債務整理 計2500万円以上の現金を着服 福岡地裁 稲尾弁護士 破産開始を決定 弁護士法 弁護士資格を失う 破産が確定すれば弁護士資格を失う 福岡市中央区 個人で事務所を開き 2011年12月13日15時42分 読売新聞 弁護士法7条 破産者で復権を得ない者 弁護士となる資格を有しない 破産の決定 懲戒処分 2011/12/14/IB-NETニュース 過払い金
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