その取り調べの内容に実際に供述していない内容が記載されているということで弁護人から追及された。そして、最後は裁判官より記憶を喚起するものなく、捜査報告書をつくったという事も認めているようです。
ここで気になるのは、捜査報告書は検察官が一方的に作成するものだけど、供述調書も同じようなやり方で作ったのかという事になります。
やはり検察は独自の捜査も当然できることになっていますが、人数や規模などを考えると、その名の通り「検」査だけに徹した方がよいのではないかと考える人は多いかと思います。
こんな品質の悪い捜査のやり方が続いているのであれば、検察の信用はもちろん失われます。さらに、実際にはなんら関係がなくても、氏名が似通っているだけで、誤認をされてしまうということが、つまりかつて、元タレントの田代政(田代まさし・たしろ まさし)氏の犯罪で本人が追及されて「ミニにたこができた」というような窮するような言い訳は大きな衝撃がはしりました。そのようなことは、全国の「田代」姓「政」名がつく人のイメージが崩れてしまう可能性も否定できません。今回の田代政弘検事のやり方や言い訳は、そういう理屈(屁理屈)と同じになってしまうのです。間違えたという認識のまま進めば、検察による被害は拡大します。だから間違えたと認識したら、検証してすぐに訂正すべきなのです。
ですから、大きな被害で事件性がいまいちという投資詐欺事件などは、検察ではなく、必然的に警察(警視庁など)が一次捜査をおこなっているという現状が大きく見られます。
陸山会事件公判:供述しない内容記載…石川議員の担当検事〜やはり、検察の捜査には物理的に限界もあるので、警察より捜査能力が大きく劣る可能性も否定できない。
小沢元代表公判:「金の生々しい話」石川被告担当の検事
陸山会公判:池田元秘書、検察の取り調べを批判
小沢元代表、法廷:4億円「預かり金」 池田元秘書が改めて主張
陸山会事件公判:「経理全般は私の判断」池田元秘書が証言
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111216k0000m040084000c.html
ラベル:陸山会事件 供述しない内容記載 石川議員 石川議員の担当検事 検察の捜査 小沢一郎被告人 小沢一郎 東京地検特捜部 石川知裕 前田恒彦元主任検事 証拠をねつ造 田代政 たしろ まさし 元タレントの田代政 田代まさし ミニにたこができた 見え見えの大型事件 政治資金規正法違反(虚偽記載) 強制起訴 資金管理団体「陸山会」の土地購入 東京地検特捜部検事 石川知裕被告(38) 東京第5検察審査会 田代政弘 田代政弘・新潟地検検事(44) 新潟地検検事 再聴取状況 保釈後の再聴取状況 実際には存在しない供述
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