色々な観点からみると、これはどういうことなのかというと、三ヶ尻久美子社長は、恐らく金融機関などから個人としての保証人などになっていたりして、その返済をもとめられていたということです。そして、それが返済できないということで自ら破産の申し立てをしたということです。その負債(三ヶ尻社長が負債と認識して、裁判所が現時点で一応認めた額)が約2億円ということです。
つまり三ヶ尻久美子社長の現在の個人資産といえるものは2億円も無いということです。
しかし、三ヶ尻久美子氏には少数の金融債務者であることを利用してなのか、自ら破産を申し立てて、逃避するということになったのかと思います。
被害者弁護団(安愚楽牧場被害対策弁護団)に委任されている場合は、その指示に従えばいいのですが、委任者がおこなうとしても恐らく、破産者三ヶ尻久美子の件についての委任状を弁護団に提出すればよいのかと思います。
そうしたら、仕切り直して、破産管財人の所属の事務所へ連絡して、「破産債権届」を請求することになります。
三ヶ尻久美子氏が個人破産をしているので、訴訟を起こすことはできません。この「破産届」をもって対抗することになります。「破産届出用紙」には必要項目の記入欄しかないので、債権額やその債権項目(売掛金や損害賠償債権)などは自分で記載することになります。(法人の安愚楽牧場の債権届のように向うから印刷された記載はありません)
そして、提出は、契約書すべてのコピー(モノクロコピーでOKですが、原本は厳禁!)を添付して、送り返すことで債権届は完了です。
弁護団に委任している人は個人で勝手に出してはいけません。同じ趣旨のものになりますので。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/339258.html
(2011/12/21/北海道新聞)
ラベル:損害賠償請求権の査定 三ヶ尻久美子 開始決定を 安愚楽牧場社長 被害者弁護団 自己破産を申請 破産届 安愚楽牧場被害対策弁護団 負債2億円 2011/12/21/北海道新聞 自己破産 約4300億円 異時廃止 東京地裁 安愚楽牧場負債総額 東京地裁民事20部 少数の金融債務者
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全国弁護団による「債権者14名、被害総額2億円」に係わる破産申請に対して、三ヶ尻側が自己破産で対抗したようですが...。悪質ですね。
http://agurahigai.a.la9.jp/
http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2011/12/ethunderagura-9.html
いつもありがとうございます。
私は全国ではない安愚楽牧場被害者弁護団に委任している者です。
あの「泣きっ面に蜂」の言葉をもらった夏の日以来、こちらの存在がわかってからは頻繁に訪れ情報を得ることをしてきました。
コメント欄も時間をたどりながら見ていました。
ただ私は、見るばかりで実際には何も行動することができませんでした。
コメント欄やツイッターで困っている方がいても、自分に自信がないものですから声をあげることが出来ず、コメントで伝えることやツイッターで呟くこともしませんでした。
でも 『A BUG's Pensieve 2』という move2600さんの記事で
「オーナー被害者による新たなブログが一つも立ち上がらなかった3カ月」
というのがあって、考えました。
被害者である私に何が出来るのか、ということを・・・。
それで、自身の記録と記憶のための日記として、11月1日よりブログを始めました。
こちらの記事を何度勝手に載せてしまったことか・・・。改めてお礼申し上げます。
ありがとうございます。
そんな中、幸運にも何人かの方が私を見つけて下さり、その方たちのお陰で今まできました。
そうして今、破産になり、社長が自己破産というニュースも飛び込み、安愚楽の悪賢さには驚いています。
これから、長い日々が続くことでしょう。
情報が少ない中、弁護団に入っている人でさえ心細くなるかもしれません。
だからと言ってはなんですが、ブログをお知らせしようと思いコメントいたしました。
正直なところ、私のブログはこのままでもいいかな、と思ったこともあります。
しかし、目には見えないけれど、支えて下さる賢者様と、弁護団の皆様と、同じ被害者の仲間がいらっしゃいます。
それをお知らせしたからと言っても、たいしたことはできないかと思いますが、訪れた被害者の方の心の不安などが少しでも軽くなれば嬉しいです。
また、なにも知らない人々が「本当のこと」に少しでも気付いて下されば幸いです。
そして、気付いてくれた日本の人々の力で、詐欺をする人が再び詐欺をしなくなるような国になることを願います。
私の日記を見て思うことがあれば、どんどん利用して下さい。
私はあまり知識がないので、専門的なことはわかりません。
でも、きっとその時には賢者様が現れてくれると、私は信じております。
ぜひ一度、のぞいて見てくださいませ。
roko1107
「あぐら物語日記」
http://roko1107.blog.fc2.com/
実はお尋ねしたい事がありましたが、なにせ初めてのことでコメントするのに精一杯で忘れておりました。
2011年12月14日の記事で
「和牛オーナー広がる不安 安愚楽牧場が破産手続き〜安愚楽牧場破産手続きの資産の配分を簡易シュミレートしてみる」
というのがあったと思いますが、なにせ日々更新されていくものですから、うまくみつけることができないでここにコメントさせていただきます。
その中の後半後ろよりになりますが
「 今までの経緯からみると、役員等の経営責任(民事上)はあるかと思いますので、破産管財人は追及が充分可能となってくることが予想できます。そうなると賠償請求は何10億という単位にもなる可能性ともみていますので、それが裁判所に認められた場合は、支払困難で役員個人の「破産」ともなります。俗に言われている「隠し金」を調査するのは、その時の役員個人の破産管財人が調べることになります。これは「破産者株式会社安愚楽牧場第二回の債権者集会」(2012年11月頃と推測)において、次の番組で登場するのかもしれません。」
という部分がありました。
「破産者株式会社安愚楽牧場第二回の債権者集会」(2012年11月頃と推測)において、次の番組で登場するのかもしれません。
の「第二回」とはなんのことをさすのでしょうか。
今は、社長が自己破産ということでまた状況がかわりましたので、これから私たち被害者が何をしたらよいのか、また弁護団とのつながりをどうやってもてばいいのかと、悩んでしまいます。
どうか、お知恵をかしてください。
よろしくお願いします。
「第二回」→「次の番組」のことでした。orz
情報提供いただきありがとうございます。当方記載の通り1日お暇をいただいてしまい。ご返答おくれてすみません。記載情報参考にさせていただきたく思います。
これをみると金融債権で催促があったけど、結局支払えないと債務者(三ヶ尻久美子氏)が判断したので、その債権があることをもとに裁判所に破産の申し立て(自己破産)をしたという事になりますね。
こんばんは、ご丁寧なコメントをいただきありがとうございます。
昨日と本日お暇をいただいてしまい。更新及びコメントの返信が遅くなりすみません。
早速ブログを拝見させていただきました。安愚楽牧場の情報もさることながら、とても被害者の心情的な部分にも触れられているので、ご覧になる方(特に被害者)の方は精神的な支えになるかと思います。
今後のブログでのご活躍楽しみにしています。私も時々訪れたいと思います。
あとroko1107さんのブログで当方の記事を引用などをいただいた時には、当方のURLなどを附していただくとそれを見て当方のブログにたどりつくとrokoさんのブログが自動的にリンク(ランキング)されますので、ぜひご利用なさって見てください。
当方のブログの右袖の緑色の「アクセスランキング」の所にroko1107さんのリンクがなされていますので、それによりアクセスが増大するかと思います。
当ブログのURLを多く貼っていただくとmoveさんのように上位ランクになるかと思います。
ぜひ上位ランクを狙ってアクセスアップを狙って下さい。
引き続き次のコメントをさせていただきます。
「次の番組」の件のご質問の回答は他の経緯や原理も含めてこちらの方に投稿いたしました。
http://re-plus.seesaa.net/article/242413274.html
あと「被害者の方のやるべきこと」は
次に回答させていただきます。
三ヶ尻社長個人の自己破産の件をしりました。
そこ一つ思ったのですが
たしか社長は涙ながらに
債権者説明会で「自分の私財をなげうってでも
弁済金に充てます」とお話しされていたのです。
その事は、
その会場に集まったオーナー債権者の
皆様も耳にされて証拠になりますし
その時は安愚楽側の弁護士さんも
渡邊という管財人さんも同席してでの事です。
14名だけの債権者で2億円という事はおかしいと思うのです。
そこで今回、入ってくださってる
管財人の柴田弁護士さんは
その事をご存知なのでしょうか?
また、その事をお伝えすれば
きちんとオーナー債権者にも
対応してくださるべく調査を
してくださるでしょうか?
私はぜひ説明会で宣言した社長の約束を
守ってもらいたく柴田管財人さんに
あの日の事を知ってもらいたいです。
こんばんは、ご質問いただきありがとうございます。一応その手の回答も兼ねて、下記のアドレスにそれらの件について2回の投稿で、記載いたしましたのでご覧いただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
http://re-plus.seesaa.net/article/242781993.html