2012年01月09日

コンビニ出店大攻勢 大手3社で過去最高3千店超〜準大手以下の企業は倒産回避でM&Aも増えるか。

昨年の東日本大震災で大きく活躍した業界といえば、「コンビニエンスストア」(通称コンビニ)が挙げられます。
震災の起きた日は、皆、コンビニに行き食料や水を調達した人も少なくありません。需要が供給を大きく上回っているため、直ぐに品切れになります。他の国ではこういう時になれば調達騒動となり、秩序が乱れてしまい挙句の果てには暴動がおこってしまうのが結末です。
 しかし、日本においてはひとりひとりが秩序を守り助け合うという姿勢を貫き、世界各国では、その姿勢を高く評価しています。その中の牽引役の一つとなっているのもコンビニ業界です。
 たとえ品不足となっても、値上げはせず、販売も「1人2個まで」とか制限したりするなど、コンビニの全国展開統一マニュアル統一方針は、日本の経済はもちろん、災害等の強みともなっています。

 そんな中、コンビニ業界は今でも切磋琢磨をして、今後の展開を切り開いています。
コンビニの王者といえば、やはりセブンイレブンとなり、その次に、ローソン・ファミリーマートという順でしょうか。そして、店舗数は少々落ちますが、ミニストップ(イオングループ)、サークルKサンクス、スリーエフ、ヤマザキデイリーストア,セーブオンが主力のコンビニエンスストアとも言えます。

 一昔前のバブル崩壊の時期は、「節約志向」ということで購買単価の割高となっているコンビニ業界は利用価値も薄く、敬遠されていましたが、最近では、共通の親会社をもつスーパーマーケットとの共同開発で、「プライベートブランド」というものが登場しました。それは、安い価格でスーパーマーケットグループのブランドで、スーパーで販売する値段と同じということです。そして、同じ商品をスーパーで買ってもコンビニで買っても同じ値段という事がコンビニへの足をより近づかせることになり、コンビニ業界の売上も向上しています。当然今では当たり前となった公共料金の支払い、宅配便の発送など地域密着のサービスも徐々に根付いてきたものです。

 ところで、今はスーパーでも2強(セブンアンドアイホールディングス と イオングループ)と言われる時代となり、中小のスーパーは倒産を強いされる時代となってきています。同様にコンビニもこの大手3社を中心に集約される可能性も大きくなってきています。
 傾向としては、この3社が大きなシェアを占めることになるのではないかと考えています。





コンビニ出店大攻勢 大手3社で過去最高3千店超〜準大手以下の企業は倒産回避でM&Aも増えるか。



コンビニ出店大攻勢 大手3社で過去最高3千店超
2012.1.9 12:00 

ファミリーマートが昨年11月に東京・代官山にオープンした「大人向け」コンビニ。こだわりの食材が並ぶ

 コンビニエンスストア大手3社は、中国などアジア新興国を中心に海外出店を加速する一方、国内の店舗網強化にも乗り出す。3社合計の新規出店数は約2420店舗が見込まれる2011年度に対し、12年度は3割増の3100店規模と過去最高になる見通し。東日本大震災で社会インフラとしての機能が見直され、女性や高齢者などの来店者が増えている商機を逃さず、攻勢をかける。各社は総菜や生鮮品を拡充し、スーパーに対抗する構えをみせるが、消費者のニーズに応える品ぞろえだけでなく、価格面の魅力向上も勝負を分けるポイントになりそうだ。

 「コンビニの出店に飽和点はない。時代のニーズに合った商品を開発すれば、消費は掘り起こせる」。セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼CEOはそう言い切る。現在、国内のコンビニ店舗数は約4万5000店。1店当たりの商圏人口は2500〜4000人程度で、日本の全人口を基に計算すれば「約5万店が飽和点で、出店の限界」との見方が業界では多いものの、鈴木会長は意に介さない。

 傘下のセブン−イレブン・ジャパンは12年度に前年比150店増となる1350店の新規出店を計画。病院や大学、駅構内などにも積極的に展開し、現在の約1万4000店を数年後に倍増させたい考えで、実現すれば5万店の壁は一気に超えてしまう。


ファミリーマートが昨年11月に東京・代官山にオープンした「大人向け」コンビニ。こだわりの食材が並ぶ

 強気の理由は震災後に伸びた来店客数と総菜の好調な売れ行き。昨年3〜8月は1店当たりの1日の来店客数が既存店ベースで前年同期比2.2%増となり、全店では過去最高の1080人だった。また、総菜などの自主企画商品「セブンプレミアム」の売上高に占める構成比は震災前の昨年1月は5%弱だったが、12月には7%に上昇した。

 今後は高齢者向け弁当宅配サービスの強化やインターネット販売との融合を図り、より「近くて便利」な存在を目指す。

 これに対し、ファミリーマートの上田準二社長は「出店余地は5000店で、急いだ方がいい」と5万店を飽和状態とみなす。買収したエーエム・ピーエムからの転換を含めて新規出店はこの2年間で800店近くにのぼったが、12年度は前年比1.5倍の800店に上積みする。

 力を入れるのが、50歳以上の成熟した消費者を狙った商品開発だ。プロデューサーの残間里江子さんを所長に迎えた「おとなコンビニ研究所」を始動させ、11年11月に旗艦店を東京・代官山に構えた。キューバ産の葉巻を用意し、洋酒はコンビニとは思えないほど種類が豊富。有機食材や国産原料にこだわった加工食品や弁当も並ぶ。

 2600種類の品ぞろえのうち約700種類は通常店舗で扱っていない。若い家族連れやカップルの来店者も多く、「上質の商品を開発すれば若い顧客層も広がる」といった効果を生み、同社は展開の強化も検討する。

12年度に800〜1000店の出店を計画するローソンは、大半を野菜など生鮮品を扱う「ハイブリッド型」にする。2月末で全国10カ所となる直営農場を将来的に50〜60カ所に増やし、供給態勢を整備。「スーパーの代わりを目指す」と新浪剛史社長は意気込む。

 ローソンが生鮮品を強化するのは、11年10〜12月に生鮮品の売上高が前年同期の2倍で、特に総菜などの自主企画商品が品ぞろえの充実もあって4倍になるといった好調さが理由だ。

 同社は、健康志向をアピールする「ナチュラルローソン」や、生鮮品から雑貨までを低価格で提供する「ローソンストア100」など複数の販売形態を持つ。次に目指すのは、高齢社会のニーズをくみ取る健康関連商品の展開。調剤薬局を併設した店舗を増やす方針で、家族経営の薬局・薬販売店などにコンビニへの転換も働きかける。新浪社長は「これまで若い人の冷蔵庫だったが、これからは国民全体の冷蔵庫となり、健康の促進機能も考えたい」と話す。

 震災後は、電力不足で節電意識が浸透したこともあり、消費行動が変化。「近くて便利」が売り物のコンビニを利用する消費者が増えた。シティグループ証券の朝永久見雄マネジングディレクターは「生活に足りない部分を補い続けることで、コンビニは商圏が小さくても成り立ち、少子高齢化も有利に働く。成長産業の一つであり、今後は下位チェーンのM&A(企業の合併・買収)が活発になる可能性もある」と指摘する。

 コンビニ各社は、拡大が見込まれるアジア新興国の需要の取り込みだけでなく、国内でも熾(し)烈(れつ)な競争を繰り広げることになりそうだ。(藤沢志穂子)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120109/biz12010912010002-n3.htm
(2012/1/9/MSN産経ニュース)



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posted by 管理人B at 17:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 企業再編・M&A・異動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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