他の資料などによるとイレッサ訴訟(肺がんに対する治療薬「イレッサ錠250」などの副作用により死亡)は、2004年に患者遺族としての原告(大阪側、東京側)計15人が製薬会社と国に対して、大阪・東京地方裁判所に損害賠償請求訴訟を起こしたものとして、現時点まで継続しているものです。
二審で確定した判決を不服として、最高裁へ上告したとしても、最高裁で覆される可能性は少ないのが現状ですが、一審の東京地裁から二審で逆転してしまったこともあり、最高裁ではひょっとしたら・・・という可能性は充分にあるのかもしれません。
弁護団が印紙代払い忘れ イレッサ訴訟2遺族、敗訴確定
肺がん治療薬イレッサを服用していた患者3人が死亡したことをめぐる訴訟で、昨年11月の東京高裁判決を不服として最高裁に上告していた遺族4人のうち2人について、原告弁護団の手続き上のミスで上告が却下され、2人の敗訴が確定していたことがわかった。弁護団が明らかにした。残る2人の審理は続く。
http://www.asahi.com/national/update/0110/TKY201201100207.html
(2012/1/10/asahi.com)
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E3E2E2E1EA8DE3E2E2E3E0E2E3E09180E2E2E2E2
(2012/1/10/日本経済新聞)
2012.1.10 14:43
肺がん治療薬「イレッサ」の副作用をめぐる東京訴訟で、死亡した患者3人の遺族原告4人のうち2人の上告手続きが、訴訟費用に関する弁護団のミスで打ち切られていたことが10日、分かった。公表した弁護団は既に2人に謝罪し「支援していただいた方におわびする」としている。
イレッサ訴訟で患者側が上告
【薬害イレッサ訴訟】副作用 求められる迅速対応
【薬害イレッサ訴訟】夢の新薬「安全対策は…」 原告ら涙、落胆の色濃く
【薬害イレッサ訴訟】逆転敗訴に落胆深く 大阪訴訟、早期解決の展望消滅
【薬害イレッサ訴訟】患者側逆転敗訴 国と企業の責任否定 東京高裁判決
(2012/1/10/MSN産経ニュース)
2004年、患者遺族らは、製薬会社に対して製造物責任法上の責任と不法行為(民法709)に基づく責任を、国に対しては国家賠償法上の責任を問うて大阪地方裁判所と東京地方裁判所に訴訟を起こした。 両地裁結審時の原告は計15人[11](大阪地裁側が患者4人[12]の遺族等11人[13]、東京地裁側が患者3人の遺族4人[14])であった。 両地裁の結審後、原告は早期解決を理由として両地裁に和解勧告を求める上申書を提出[2]。これを受けて両地裁は和解を勧告。原告は受け入れを決めたが、国と製薬会社は和解を拒否。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B5%E8%A8%B4%E8%A8%9F
(wikipedhia)
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