2012年01月14日

トマト作りの田園倶楽部奥出雲(破産)がボンカレー・オロナミンCの大塚化学(大阪市)G企業へ事業譲渡、継続(生産・出荷)へ

居酒屋にいくと、トマトに砂糖をかけて食べるなんていう話がよく出てきます。一昔前は、トマトに砂糖をかけるということがひそかなブームになっていたそうです。

 ところで、島根の奥出雲町にある株式会社田園倶楽部奥出雲は「糖度の高い〜甘い」トマトの生産として知られていました。その農場が倒産(破産)したことにより、事業は宙ぶらりんということになるのですが、その事業を、大塚化学グループの企業が譲り受けて、事業を再開という運びとなっているということです。

 ところで、「大塚化学」といえば、レトルトカレーの先駆け「ボンカレー」 と大村混のCM「オロナミンC」が有名です。なんだか食べ物に大塚「化学」なんて書いてあると、ちょっと食べるのに抵抗がある方はいらっしゃるかと思います。ついでに、今明治乳業と明治製菓が統合されて「明治」という名前になりましたが、 明治製菓については、薬品の製造販売も行っていましたので、マツモトキヨシやサンドラッグなどのドラッグストアに行って、薬に「明治製菓」って書いてあるのをみると、やはり「大丈夫かな?」「本当に効くのかな」っていうこともイメージながらにして当然勘繰られます。

 脱線しましたが、そんな大塚化学は、グループ企業にも、大塚製薬や大塚食品というところもあり、大塚製薬では「オロナインH軟膏」、「ポカリスエット」というものも有名です。

 そういった大塚化学グループは、なかなかヒットを出す企業なのですが、正直なところ「ホームラン」といえる商品を開発していないのが悩みの種のような事をきいたことがあります。
 一昔、「大塚製薬」の事件で捕まった大塚明彦 元代表の話だと、大塚製薬は、大衆商品は他に抜きんで大きなヒットを生むのですが、「新薬開発」のような「ホームラン」商品がでてきていません。製薬会社において、「新薬」開発はドル箱でもあり将来の安定路線でもあるようです。

 庶民にとっては、新しい食品や画期的な健康ドリンクの方がよければすべてよしと思いたいのですが、今後の発展では、新薬の開発がかぎとなるような話です。





トマト作りの田園倶楽部奥出雲(破産)がボンカレー・オロナミンCの大塚化学(大阪市)G企業へ事業譲渡、継続(生産・出荷)へ


別の組織が生産・出荷
2012年01月14日

◆「田園倶楽部奥出雲」の農場◆
糖度の高いトマト作りで知られたが昨年2月に事業停止し、破産処理を進めてきた奥出雲町の株式会社「田園倶楽部奥出雲」の農場施設が大塚化学(大阪市)のグループ企業に売却され、新たな生産組合が生産、出荷することになった。
 田園倶楽部奥出雲は、地元農家の出資で2006年2月に設立された。国の補助金約3億2千万円も受け、約4・3ヘクタールの土地にハウス4棟や集出荷棟を建設した。糖度が高いトマトを生産し、都市部で高い評価も受けたが病害虫などで生産量が安定せず、昨年2月に松江地裁に破産を申し立てた。
 新たに生産を始めるのは、徳島県にある「アグリベスト」(鳴門市)と「吉野農園」(阿波市)。徳島県内を中心に年間400トンのフルーツトマトなどを生産している。夏場も気温が冷涼でトマト生産に適した奥出雲の気候を生かし、安定した品質のトマトが通年生産できるという。
 近くトマト生産組合を設立し、6月ごろの出荷を目指す。ヤシガラを使った培養土など独自のノウハウを持つといい、3年で年間300トン、売上高1億2千万円を目指す。最盛期にはパート社員を含め25人程度の雇用を予定している。
 昨年末に県庁で記者会見したアグリベストの楠正人社長は「奥出雲は自然が豊かで水もいい。糖度が高いものに限らず、いろいろな種類のいいトマトを作りたい」と意気込みを話した。(大久保直樹)
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posted by 管理人B at 15:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 企業再編・M&A・異動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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