2012年02月14日

ホイットニーさん薬漬け破産寸前だった〜反社会的な集団・人物との付き合いを絶つことが重要。

ホイットニー・ヒューストンさんが亡くなられてから1日以上が経ちますが、死因は調査中で事件性は表上はないとのことです。
 芸能人は有名になると収入も普通のサラリーマンとけた違いに多くなりますが、その分、必然的に出ていく分も多くあります。芸能人は様々な業界とのお付き合いが必要となります。その中に反社会的な集団(暴力団)や宗教団体との接触する機会(芸能人本人は気がつかずのことも多いそうですが)も当然あってしかりなので、それなりの支出だけでなくリスクも当然存在します。それらに引きづり込まれてしまうと、麻薬漬けになったり、借金をなぜか多くするようになったりするので、その点も充分対策が必要です。
 どうして芸能人が麻薬に落ちてしまうのかと疑問におもうかもしれませんがそういったところでのトラップ(障害的な落とし穴)が多く存在するのです。
 日本では島田伸介さんが、そのようなこと(暴力団とのやや親密な関係)も発生したことが記憶に新しいですが、それは芸能人なら誰でも襲ってくる危機とも言えますので充分に気をつけるべきでしょう。


ホイットニーさん薬漬け破産寸前だった〜反社会的な集団・人物との付き合いを絶つことが重要。


日刊スポーツ 2012年02月13日 07時45分
  
  
ホイットニーさん薬漬け破産寸前だった
 米歌手ホイットニー・ヒューストンさんが11日午後3時55分(日本時間12日午前8時55分)、ロサンゼルス近郊のホテルで死去した。48歳。死因は不明。12日に行われるグラミー賞授賞式や、関連パーティーに出席予定だった。高音の力強い歌声はゴールデンボイスと呼ばれ、アルバムやシングルの総売り上げは1億7000万枚を超えた。結婚した歌手ボビー・ブラウン(43)との不仲、離婚を機に薬物依存に陥り、晩年は「破産寸前」。波乱の人生だった。

 グラミー賞を6度受賞したヒューストンさんが、くしくも同賞授賞式出席を直前にして亡くなった。

 ヒューストンさんは、高級ホテル、ビバリーヒルトンに滞在し、11日夜にはグラミー賞関連のパーティーで歌う予定だった。しかし、ボディーガードの1人が、4階の部屋で倒れているヒューストンさんを発見、救急隊が蘇生措置を施したが、死亡が確認された。浴槽で見つかったという情報もある。また一部では、数時間前までホテルのバーで酒を飲み、亡くなる30分前には母親と直接顔を合わせていたが、変わった様子はなかったと伝えている。警察は事件性はないとしている。12日の明け方になって、遺体は検視局に運ばれた。今後、死因が詳しく調べられる。

 ヒューストンさんは、85年に「そよ風の贈りもの」で歌手デビュー。良く通る高音の歌声で人気を集め、抜群のスタイルも話題になった。その後、「すべてをあなたに」などヒット曲を連発。92年の主演映画「ボディガード」の主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」が大ヒットし、同映画のサウンドトラックは、全世界で4200万枚売り上げた。同年に歌手ボビー・ブラウンと結婚し、ヒューストンさんの生活は一変した。

 翌年に長女が生まれ、順調な結婚生活に見えていたが、実際は薬物と暴力に支配されたものだった。近年のインタビューやトーク番組などで、結婚後にコカインなどの薬物使用を始めたことを告白。「薬物が生活の一部だった」と語った。ブラウンが薬物所持で逮捕されたり、暴力を振るっていたことも発覚。さらに、マネジメントをしていた実父が、ギャラ支払いをめぐってヒューストンさんを訴えるなど、歌よりもゴシップが先行した。

 00年にはヒューストンさん本人が、大麻所持の罪で起訴された。薬物、アルコール依存症を打ち明け、04年には更生施設に入って治療を受けた。この時期は歌手活動は休業状態で、コンサートも延期や中止が相次いだ。07年4月にブラウンとの離婚が成立したが、薬物依存からは立ち直ることは難しかった。

 昨年5月には再び依存症の治療を始めたことも分かり、激やせした姿が目撃されている。01年に6枚のアルバム契約で1億ドル(当時約120億円)という米史上最高の契約を結ぶなど多額の資産を築いていたが、それらは薬物購入費と治療代などに消え、今年1月には、米メディアで「コカインで全財産を失って破産状態」と報じられた。関係者も「今は発売未定のアルバムのギャラ100万ドル(約7500万円)を前払いしてもらい生活している状態。助けがなければホームレス」と証言した。

 一方で、今年8月公開の「Sparkle」で15年ぶりに映画復帰しており、歌手活動の本格再開も期待されていた。02年の米テレビのインタビューでは「10年後の自分」をどう想像するかと聞かれ「引退してのんびりしている」と語っていたが、その夢もかなわず早すぎる死を迎えた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

 ◆ホイットニー・ヒューストン 1963年8月9日、米ニュージャージー州生まれ。母はゴスペル歌手のシシー・ヒューストンで、ディオンヌ・ワーウィックはいとこ。幼い頃から教会の聖歌隊に加わり、基礎からゴスペルを学ぶ。83年にニューヨークのクラブで見いだされ、85年2月に「そよ風の贈りもの」でデビュー。グラミー賞では計6回の受賞歴を持つ。92年11月の「ボディガード」は全世界で計4200万枚のセールスを記録。シングル「オールウェイズ・ラブ・ユー」は米だけで400万枚を売り上げ、シングルの米音楽史上最高数を記録。
 
日刊スポーツ
http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/91501/full/
(2012/2/13/oricon)
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