2012年03月02日

医療法人社団「翔健会」(静岡県熱海市)が破産手続き開始し決定。負債総額約24億円超〜診療報酬不正受給がさらなる追い打ちに。

 熱海温泉病院を運営する医療法人「翔健会」が破産手続き開始決定を東京地裁から受けました。負債総額は約24億円超ということです。この熱海温泉病院は、診療報酬(つまり健康保険組合などに虚偽の医療行為などにより請求)の不正受給が追い打ちとなり、経営が著しく悪化いたしました。経営が困難な状態だったので診療報酬の不正受給まで発展したということになります。この病院に残っている入院患者の方たちは、他の病院で受入すればいい話になりますので、一応の問題はないのですが、破産で問題になるのは、債権者(戻りは1割がいいところ)、従業員(解雇になるので高年齢の方は再就職が困難)となります。




医療法人社団「翔健会」(静岡県熱海市)が破産手続き開始決定。負債総額約24億円超〜診療報酬不正受給がさらなる追い打ちに。



医療法人、破産手続き開始

診療報酬不正受給、熱海温泉病院経営
 約20億円に上る診療報酬の不正受給が明らかになった熱海温泉病院(熱海市伊豆山)を経営する医療法人社団「翔健会」が1日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。保全管理人の弁護士事務所が明らかにした。負債総額は約24億5000万円。

 今後、資産の処分を進め、6月5日に1回目の債権者集会を開いて、熱海市などの自治体や企業、個人などの債権者約500人に経過を報告するという。

 同病院には、破産申し立てを発表した2月13日現在で入院患者68人が残っていたが、その後、転退院手続きを進め、最後まで残っていた2人が同29日に転院、外来診療も終えて閉院した。同日、職員約100人への説明会を開いて全員解雇を言い渡したほか、系列の熱海温泉クリニック(同市田原本町)も閉鎖した。

(2012年3月2日  読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20120301-OYT8T01042.htm
(2012/3/2/読売新聞)
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