2012年03月20日

アカギ:米子の建築業者、破産申請を準備 負債4億7600万円 /鳥取〜敗因は毎度の公共事業の低迷

建設工事業の「アカギ」が破産へと向かったとのことです。
 原因はよくある公共事業の低迷です。創業が1961年ということですから約50年の歴史がある会社です。
創業時のころは、イケイケどんどんの高度経済成長時代です。所得倍増計画なんていうのもあり、何もかもが未来に向かって、
元気に活動する時代でした。
 その頃の世の中の勢いと今の世の中の勢いは全く違います。今の時代は経済成長があまりなく、高度な技術革新の足元で、経済競争が行われ、「所得倍増」の逆を行っていると言っても過言ではありません。
 なんせ、かつて正社員が多くしめるような時代も今は1割の正社員で残りはあとは契約社員とか派遣社員とかパートとバイトという労働体系も珍しくなくなってきています。
  「低価格競争」のなかでのコストカットは、このような雇用問題まで発展してきています。
 その大きな背景には公共事業の大幅削減にあります。
 なんども言うようですが、公共事業がなくなれば日本の経済は大きく傾きます。もちろん「無駄な」公共事業は避けるべきですが、必要なものを被災地の予算と考えてやらないのは、より経済を萎縮させるものです。




アカギ:米子の建築業者、破産申請を準備 負債4億7600万円 /鳥取〜敗因は毎度の公共事業の低迷

 米子市昭和町の建築工事業、アカギ(赤木博社長)が事業を停止し、破産申請の準備に入ったと、東京商工リサーチ米子支店が15日発表した。負債総額は4億7600万円に上るという。

 同社は1961年に創業し、65年に法人化。県西部で公共工事を中心に基盤を固め、ピーク時の2002年12月期の年商は14億9400万円に上った。しかし、公共工事の減少や景気の低迷などで受注が減り、2007年からは年商が6億円前後まで落ち込んでいたという。

 また、同社の関連会社の不動産業「ショウタ」(米子市昭和町、赤木博社長)や基礎工事業「米子基礎」(同、渡辺彰悟社長)もそれぞれ1億4000万円、2700万円の負債を抱え、事業を停止。破産申請の準備に入ったという。【遠藤浩二】

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毎日新聞 2012年3月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20120317ddlk31020546000c.html
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posted by 管理人B at 03:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(その他不動産会社) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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