2012年04月04日

独Qセルズが破産申請へ−国内太陽電池大手の経営破綻相次ぐ〜ドイツの大手同業者が連続倒産、何か国策で間違いがないのか?。

ドイツのソーラ―・ミレニアムに続き、同業者のドイツのQセルズが破産申請をしました。
こうなると、単なる「経営の失敗」ではなく、ドイツの国策として何か失敗があるのではないかと推察されます。
 この記事からすると、この「破産」が清算をするための破産ではなく、日本でいう「民事再生法」などにあたつような意味合いなのかなとも思えますが、とにかく「経営破綻」であるので、「債務不履行」(借金の返済が期日までにできなかった)ということです。
 日本ではこういった場合、その大手の2社が経営統合か、その事業所でおこなっているのであれば、大手の2社の事業所同士ののみが新会社設立して、経営の合理化を図るという運びになるのだとおもうのですが、ドイツではそのような事をやっていなかったか色々と疑問なところが多いです。
 こうなると、今後ドイツで違う産業でも同じような(大手企業の連続倒産)ことが起こる恐れがあると危惧しています。




独Qセルズが破産申請へ−国内太陽電池大手の経営破綻相次ぐ〜ドイツの大手同業者が連続倒産、何か国策で間違いがないのか?。


  4月3日(ブルームバーグ):一時は世界最大の太陽電池メーカーに上り詰めたドイツのQセルズが3日、裁判所に破産を申請した。同国の太陽電池大手の破産申請は昨年12月以降で4社目。
Qセルズは事業継続を模索していたが、前日再建を断念する方針を表明、この日デサウロスラウの裁判所に破産申請した。同国の太陽電池メーカーは、政府による補助金削減に加え、生産能力を増強したサンテック・パワー・ホールディングスなど中国勢との競争激化で苦戦。中国企業の増産に伴い太陽光パネルは供給過剰状態が生じている。ドイツではこの4カ月間にソロンとソーラー・ミレニアム、ソーラーハイブリッドがいずれも経営破綻した。
Qセルズはドイツとマレーシアに約2300人の従業員と生産施設を持つドイツの再生エネルギー大手の一角。
同社のネディム・セン最高経営責任者(CEO)は電子メールで配布した文書で、「会社と社員を守るため、新たなコンセプトの創造に向けて破産管財人を全力でサポートする時だ」と訴えた。
3日のフランクフルト市場では、Qセルズの株価が前日比7.9%高の0.136ユーロで終了。同社の再建を独ザクセン・アンハルト州が支援する可能性があると、中部ドイツ新聞が同州のブラーヤーン財務相とのインタビューを引用して伝えたことが好感された。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M1XFVQ6JTSEA01.html
(2012/4/4/ブルームバーグ)


Qセルズ、破産法適用を申請
2012年 4月 4日  5:52 JST

 ドイツの太陽電池メーカー、Qセルズは3日、破産法の適用をザクセン・アンハルト州の地方裁判所に申請した。同社は何カ月にもわたり、生き残りをかけた債務再編を目指して尽力していた。
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_419978
(2012/4/4/ウォ―ルストリートジャーナル日本版)



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posted by 管理人B at 15:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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