2012年04月10日

ソニー、過去最大の赤字に 純損失5200億円 〜これを見て一部の有力国会議員は、まだ「解散総選挙」とか言っているのか?

世界の「ソニー」と言われるくらい、ソニーは、日本の電気機器業界(特にテレビ受像機)を引っ張ってきた実績があります。ソニーのテレビのブランドといえる「トリニトロン」などのテレビのそんな名称を抜きにはテレビの歴史を語ることはできません。
 そんなソニーが過去最大の赤字5200億円となってしまった事の発表がありました。
しかし、それは「ソニー」特有の現象ではなく、日本の他の弱電(「電気機器メーカー」)もことごとく「赤字」を出しています。
 その理由として、かつて日本の電気機器製品は、「性能がよく、壊れにくく、しかも安い」
 という事だったので、当然世界のどこの人たちも日本の製品を好むのは当然です。

 つい10年前においても、家電量販店を見れば、ソニー・パナソニック(national)・シャープの製品が堂々と並べられ、その脇に、サムソン電子や大宇やHRなんていう外国企業の「性能が落ちるが、一応安い」という製品があるという時代がしばらく続きました。

 しかし、今は、それが逆転するという現象も起きています。しかし価格も日本の製品より安いときたら、当然消費者は韓国のサムソンなどの製品を買う事は当然となります。

 それはソニーだけでなく、日本全体のメーカーがこのような現象となっています。

 このままいけば日本は沈没してしまいます。

まずは国会議員が「解散総選挙」と寝ぼけたことばかり言っている暇があったらこういった対策もしっかりしろ!と誰もが思っていることでしょう。





ソニー、過去最大の赤字に 純損失5200億円 〜これを見て一部の有力国会議員は、まだ「解散総選挙」とか言っているのか?
2012年4月10日 20時01分
 2012年3月期連結決算についての会見で、厳しい表情を見せるソニーの加藤優CFO=10日午後、東京都港区

 ソニーは10日、2012年3月期連結決算で、純損益の赤字額が従来予想の2200億円から5200億円に拡大するとの見通しを発表した。純損失計上は4年連続で、赤字額は同社で過去最大となる。
 主力市場の米国でテレビ事業などの不振が続き、将来の収益を見込んだ「繰り延べ税金資産」に対して巨額の損失計上を迫られたことが主因。
 電機各社の12年3月期連結決算では、パナソニックが7800億円、シャープも3500億円を超える純損失をそれぞれ予想。国内テレビ大手は総崩れの状態となっている。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012041001001952.html
(2012/4/10/東京新聞)
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posted by 管理人B at 20:57| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 企業再編・M&A・異動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本の家電メーカーは組織が古い、今時役職がある係長や課長が部長が現場や顧客の前の第一線に立たない企業は今や古い体質の企業しかない。
 特にデジタル化が進み、製造装置は東京エレクトロンやアプライドマテリアルという会社になっており、パナソニックやソニーの社員が作った装置で物を作っているわけではなく、製造装置自体に管理機能がある為、今や社内内弁慶的な管理職はいらない。このことに気が付かず、製造装置を作ったわけでもない素人が管理職につく変な体質になっているのが日本企業。台湾、韓国企業にも
東京エレク等の納入した同じ製造装置があり無用な管理職がはびこっていない分決定スピードも速い。そりゃ日本は負けるよ。徹底的にリストラが必要特に管理職を第一線に立てる必要あり。
Posted by ぱおくん at 2013年01月13日 01:00
ぱおくん 様

 ご意見ありがとうございます。
最近はどうなのかわかりませんがかつての企業では、取引銀行から下ってきたり、大手企業からの受け入れであったりと、どこか中途でいきなり入ってくるという現象がみうけられました。しかもそれが課長などの「管理職」であることもしばしばみられます。
 それがまた現場をしらないだけでなく、その方面の技術などにも明るくなかったり、技術の知識が実践とマッちしなかったりで、著しく生産性が落ちるという話をよくきいていました。
 それが俗にいう「給料ドロボー」なんていわれていたようです。

 
Posted by 管理人C at 2013年02月08日 01:56
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