2012年07月29日

周東製麺:柳井の製麺業、破産手続き開始 負債8億5000万円 /山口〜敗北は低価格競争に参加していないからなのではないか。

製麺業の「周東製麺」が倒産(破産手続き開始決定)となりました。
 倒産の要因は「売上減による収益の減退」という事になります。
 現在の「製麺」業をみると他の業界同様「低価格競争」というものを強いられており、これに敗北してしまうと、消費者は見向きもしない傾向となります。

 また製麺関連の現状をみてみると、「丸亀製麺」(まるがめせいめん)や「はなまるうどん」のような、製麺から販売・飲食をトータルサプライズするところもみられ、1杯100円からあるようなところも見受けられており、製麺業のファーストフード化というものもなされています。

 こちらでも話題にとりあげましたが、「ラーメン界のイチロー」とも言われながら結局、味重視で採算のあわない事業を展開してしまい、ついには破産となったことも記憶には新しいかと思います。

 今後この業界も回転ずし やハンバーガー ・牛丼店のような「低価格競争」の仲間に入りつつありますので、いかに「低価格」でかつサービスの質を落とさないような厳しさを強いられるものと思われます。

 とにかく、企業はなんといっても「利益」重視は当然です。利益がでないものに消費者を満足させることはできません。
 




周東製麺:柳井の製麺業、破産手続き開始 負債8億5000万円 /山口〜敗北は低価格競争に参加していないからなのではないか。
毎日新聞 2012年07月28日 地方版

 信用調査会社の帝国データバンク山口支店(山口市)は27日、柳井市の製麺業「周東製麺」(古磯寿寛社長、従業員18人)が、地裁岩国支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。負債は約8億5000万円。

 決定は6日付。同社は1949年創業、うどんを中心にラーメン、そばなどの麺類を製造、00年3月期には売上高約15億円を計上した。近年は大口得意先からの受注が落ち込み、直近期の売上高はピーク時の3分の1程度となり、昨年1月31日に事業を停止していた。

〔山口東版〕
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120728ddlk35020385000c.html
(2012/7/28/毎日.jp)
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posted by 管理人B at 14:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(一般ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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