2012年10月06日

広島リビング新聞社:関連7社が破産 負債総額11億5000万円 /広島〜紙媒体業界は転換を急げ!

「広島リビング新聞社」というフリーペーパーを発行しているところが自己破産の申請をしたということです。
どんな会社(新聞社)かと、いいますと、情報誌(新聞)を発行しているところで、その記事は家庭の主婦層をターゲットにしているものです。「フリーペーパー」という事なので「無料」です。
 そのため、新聞社の方から「無料」で家庭に投函するというものです。主な収入源は「広告掲載料」になります。したがって、新聞社の「評価」というものは、広告を掲載した依頼者にどれだけ反響があったかということになります。

 ここ10年以上前から、「インターネット」が普及しはじめ、フリーペーパーだけでなく、普通の(読売・朝日・日経・毎日・産経・東京などの)新聞全体が発行部数が落ち込み、収入もすくなくなっています。
 情報技術の発達(特にインターネット)によって、大変安価で便利な世の中になったのですが、その時代をカバーしていた「紙媒体」の需要も減ることにより、その「紙媒体」関連の業界は大きな転換をしていかなければ、収益の無い企業となり、倒産へといくのがある種の方向になっていくのが実情です。

 フジテレビ・産経新聞及びラジオのニッポン放送を包括するフジサンケイグループがかねてからこういった生活情報に力を入れており、どのくらい「リビング新聞」というものの業務に絡んでいるのかは不確かですが、今後も「紙媒体」から大きく転換していかないと同様の自体が発生し、フジサンケイグループの大きな負債になることは間違いないようです。


広島リビング新聞社:関連7社が破産 負債総額11億5000万円 /広島〜紙媒体業界は転換を急げ!

広島リビング新聞社:関連7社が破産 負債総額11億5000万円 /広島
毎日新聞 2012年10月06日 地方版

 帝国データバンク広島支店は、フリーぺーパー「リビングひろしま」などを発行する「広島リビング新聞社」(中区鉄砲町)など関連7社が、広島地裁に自己破産を申請したと発表した。申請は1日付で、負債総額は計約11億5000万円。

 同社は80年に発足。全国主要都市にネットワークを持つ「リビング新聞社」の地域会社として、主婦層を主なターゲットにした「リビングひろしま」などを毎週土曜付で発行している。06年12月期には年間売上高が約5億8000万円だったが、インターネットの普及などで09年12月期は同5億円を下回り、低迷していた。今後は、同社を支援してきたフジ・メディアホールディングスが事業を引き継ぐという。【植田憲尚】
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20121006ddlk34020576000c.html
(2012/10/6/毎日.jp)

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posted by 管理人B at 19:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(一般ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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