2013年04月03日

長野味噌(長野県上田市):破産 負債14億円〜敗因は身の丈にもかかわらず中国への過剰設備投資が足かせに。

長野県は味噌の生産の全国1位です。最大手ともいわれるマルコメ味噌やハナマルキ味噌も長野県に本拠地があります。
創業が1772年といいますから241年(2013年現在迄)続いている企業ということも言えます。
 味噌のメーカーは江戸時代から続いている企業も珍しくはありませんが、この企業は特に歴史が深いともいえます。

 HPに記載してある従業員数は60名 で1996年8月期のピーク時の売り上げは約31億円ということですから現在の60名というのはそのピーク時から減少しているとみても、かなりの高収益企業ではなかったのかとも考えられます。
 しかしそのころを期に中国での味噌の製造を開始したようですが、現在の売り上げがその当時の半分の16億円ということなので、それでも人員の削減や設備の縮小を兼ねていれば、潰れないかと思います。
 でも、自己破産迄申請するような経営状況を考えると、中国への設備投資が「余計」でしかも「お荷物」になり過ぎていていたと推察されます。
  低コストの生産に魅力を感じていたのかもしれませんが慣れないことを積極的にやってしまったために、負債だけが数多くのこった結果となってしまいました。
 ですから、中国への投資も日本国内での準備や念入りな下調べをしていれば、もう少し見通しもできたのかもしれません。



長野味噌(長野県上田市):破産 負債14億円〜敗因は身の丈にもかかわらず中国への過剰設備投資が足かせに。


長野味噌:破産 負債14億円 /長野
毎日新聞 2013年04月02日 地方版

 帝国データバンク長野支店によると、みそ醸造の「長野味噌」(上田市)は1日、東京地裁に自己破産の申請を行い、同日付で破産手続きの開始決定を受けた。負債額は約14億円。

 同社は、酒やしょうゆの醸造販売として1772年に創業。老舗として知られ、幅広い商品ラインアップを展開していた。94年に中国でみそ製造を本格化させて海外展開をはじめ、ピークとなった96年8月期の売上高は31億2000万円を計上していた。しかし、食生活の変化でみその需要が低下する中、中国での設備投資負担がかさみ、運転資金にも事欠くようになっていた。

【仲村隆】
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20130402ddlk20020070000c.html
(2013/4/2/毎日新聞)




長野味噌が破産手続き
    
2013年4月2日

 
 帝国データバンク長野支店は一日、一七七二年創業の老舗みそ製造業「長野味噌(みそ)」(上田市)が東京地裁に自己破産を申請し、破産手続きの開始決定を受けたと発表した。負債総額は十四億円。
 同社は一九九四年、中国に関連会社を設立し、九七年から現地でみそ製造を本格稼働。ピークの九六年八月期に三十一億二千万円の売上高を計上した。
 近年みそ需要の低迷から売り上げが伸び悩み一二年八月期の売上高は十六億四百万円まで減少。中国の関連会社への設備投資が負担となり、厳しい経営が続いていた。
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20130402/CK2013040202000025.html
(2013/4/3/中日新聞)



(長野味噌のHPの会社概要より)
長野味噌は今から230年前の明和9年(1772年)、第12代岡増兵衛が全国行商の折り、縁あって信州小諸与良町に店を構え、酒、醤油の醸造業を行ったことに始まります。創業以来、ひたすら伝統ある我が国食文化の継承と発展につとめ、皆様のご愛顧に支えられて今日に至っております。「食物は生命の源」。これが私ども長野味噌が営々と培ってまいりました基本的理念であります。この理念のもと、お客様の「健康で豊かな食生活」を守るため、どのような時代にも立派に通用する【本当の本物づくり】を生き甲斐としてまいりました。本物づくりの努力は、「古法醸造味噌・健康」となって結実し、さらに「生成り」「豊饒」そして「無塩味噌」「大豆乳酸飲料」「可食シート状食品」として実現してまいりました。「食の文化の創造と発展に寄与する」という創業以来の確固たる信念のもと、その成果を皆様の食卓にお届けし続けて2世紀を超えましたが、これからの時代の要請として、私たち長野味噌は「環境にやさしい食づくり」を新たに経営理念に加え、今後さらに皆様のご期待に応えるよう全社をあげて努力を重ねてまいる所存です。どうか一層のご愛顧とご指導を賜りますよう、お願い申しあげます。

長野味噌株式会社
代表取締役社長  岡 孝樹


●わが社の信条

わが社は信用を第一として、常に顧客に喜ばれる、地球に優しい良い製品を提供し、事業の発展を通して社会の繁栄に寄与する。


●行動憲章

1.私たちは、「信用」を第一に、行動いたします
2.私たちは、「安全・安心」な製品を創り出すことによって、社会に貢献いたします
3.私たちは、法令やルールを遵守いたします
4.私たちは、チームワークを大切に、自由に発言できる環境づくりに努めます
5.私たちは、立ち止まることなく、常に最速スピードで走り続けます

●会社概要

商 号 長野味噌株式会社 創業1772年(明和9年) 資本金 6,000万円

代表者 代表取締役社長 岡 孝樹
役 員 専務取締役 岡 政毅
取締役 岡 昌司
非常勤監査役 小林俊夫
   
社員数 男子 30名 女子31名 合計61名
    

業務内容

1.味噌事業
味噌の仕込み・熟成・製品の包装・販売(一般市販品味噌・業務用・原料用)
2.調味みそ事業
即席味噌汁の製造・販売・調味みその製造・販売(酢みそ・ゆずみそ・田楽みそ等)
3.シート食品事業
各種シート食品の製造・販売(バッテラ昆布・人参・カボチャ等)

本社・工場設備
敷地 10.600u 建物(延) 10.141u 生産能力 12.000t/年


所在地 本社・工場 〒386-0025 長野県上田市天神3丁目9番29号 TEL:0268-24-7771 FAX:0268-24-7774
東京支店 〒174-0072 東京都板橋区南常磐台1丁目31番8号 TEL:03-3974-7771 FAX:03-3974-7774
大阪支店 〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1丁目5番25号
シティコープ新大阪208号室 TEL:06-6322-7100 FAX:06-6322-8122
静岡営業所 〒420-0881 静岡県静岡市葵区北安東3丁目21番19号 TEL:054-247-5765 FAX:054-247-6241

関連会社 大連金岡食品有限公司
オフコ・オリエンタルフーズ株式会社
加入団体 全国味噌工業協同組合連合会
長野県味噌工業協同組合連合会
上田味噌醤油工業協同組合
上田商工会議所

取引銀行 八十二銀行上田支店、長野銀行上田支店、商工中金長野支店、日本政策金融公庫中小企業事業
主な販売先 株式会社ジャポニックス、加藤産業株式会社、国分株式会社、丸紅食料株式会社、三菱商事株式会社
主な仕入先 大連金岡食品有限公司、押尾産業株式会社
長野森紙業株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社新村
http://www.naganomiso.co.jp/info/index.html
(2013/4/3/長野味噌のHPの会社概要より)
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