2013年04月24日

酒小売、不動産の「越後一大山」が破産手続き〜典型的な「第二分野」である不動産事業での失敗が追い打ちに。

新潟県上越市で営業していた老舗ともいえる酒小売業の「越後一大山」が破産手続き開始決定となりました。負債総額は7億円強と見られています。
 この企業はもともと味噌をつくっていて、それからお酒の販売を取り扱っていくようになりました。そしてその売上が伸びて、「金余り」という現象になったのでしょうか。1993年はバブルの頂点を超えたところの景気の状態で、下り坂とは家、バブルの頂点にいる時期です。その頃の景気の良さを利用して「不動産業」に進出した模様です。

 しかし、そのころのイメージで続けていっても、2008年のリーマンショックやそれに便乗する不景気の下り坂で酒の売上も少なくなりテナントの空室も多くなってくれば、何らなの 何らかの 手を打たなければ、もう打ち止めとなるのは目に見えているところです。





酒小売、不動産の「越後一大山」が破産手続き〜典型的な「第二分野」である不動産事業での失敗が追い打ちに。

酒小売、不動産の「越後一大山」が破産手続き
JOETSUTJ 4月23日 2013年[19:19]

 
 新潟県上越市北本町1の酒小売と不動産賃貸の「有限会社 越後一大山」(資本金300万円)は2013年4月10日、新潟地方裁判所高田支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンク上越支店によると、負債総額は7億6000万円が見込まれる。

 同社は味噌製造業として江戸時代に創業し、1953年に大山味噌醸造場として法人化した。酒の小売を開始して1986年に現在の商号になり、ピーク時には同市仲町にテナントビルを購入するなど不動産事業も拡大し、1993年12月期には年売上高約3億4000万円を計上していた。

 しかし、競合や不況の長期化により酒の売上が落ち込み、貸店舗のテナント撤退が続発。不動産事業の借入金の支払利息が収益を圧迫したため、不動産の売却を進めたが業況の改善が見込めないことから2012年5月に事業を停止していた。
http://www.joetsutj.com/archives/52028939.html
(2013/4/23/上越タウンジャーナル)
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posted by 管理人B at 17:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(その他不動産会社) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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