2013年06月04日

大和電機工業(神奈川県横浜市鶴見区)が東京地裁に破産申請〜関連会社大和産業(株)からの連鎖倒産。とにかく「利益」を出さなきゃ「社会貢献」なんかできません。

 大和電機工業が破産手続きを東京地裁に申請いたしました。負債総額は約10億円弱という事です。この企業はどういった企業かというと倉庫の管理システムやIDカードを使った情報整理などの製品を製造しています。
 例えば倉庫に荷物を収納するとき、どの荷物がどういった経路で履歴(受け取り・収納・引渡し)を踏んだのか、POSシステム(スーパーのレジで行なっているバーコード)でその情報を記録読み出ししたり、人がオフィスや工場に入った時にどこに入ってどこを出たか、またはそれで、社員食堂に入って注文したメニューの記録などの製品を製造販売をしている会社です。

 何が本当の倒産の要因なのかは、ここではわかりませんが、おそらく、長期的に債務を弁済することができず、しかもマイナス成長ばかりがつづいていたので、内部留保どころか社長などの個人資産を常につぎ込んで延命するような状況が続き、まず関連会社の大和産業が破産したのにともない、その債務も連帯している大和電機工業もそれに伴い破産をせざるを得ない状況がつづいたということになります。

 とにかく会社は利益を出さないと意味がありません。

 

大和電機工業(神奈川県横浜市鶴見区)が東京地裁に破産申請〜関連会社大和産業(株)からの連鎖倒産。とにかく「利益」を出さなきゃ「社会貢献」なんかできません。


大和電機工業が東京地裁に破産申請

2013年6月4日
  
  東京商工リサーチ横浜支店によると、物流・倉庫作業を自動化するデジタルピッキング・検品システムなどを開発製造販売する大和電機工業(横浜市鶴見区)が3日、東京地裁に破産を申請した。負債総額は約9億4千万円とみられる。

 同社は1959年設立。近年ではICカードシステムの開発製造販売も手掛けていた。

 関連会社で、医療機関向けシステム販売や地下鉄向け車両資材の販売などを手掛ける大和産業(同区)が5月20日に東京地裁から破産開始決定を受けたが、大和電機工業は営業を継続し破産などの法的処理の予定はないとしていた。しかし、経営不振から資金繰りを維持できず、債務を継続的に弁済することができないことから破産を申請した。

 関連会社で各種産業用機械の設計・製造を手掛ける大和電機北海道(北海道登別市)も近日中に破産申請する予定。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306030012/
(2013/6/4/カナコロニュース)




(大和電機工業の会社概要のホームページより)
会社案内
会社概要
アクセス
沿革
組織体制
会社概要
大和電機工業株式会社 会社概要
商号 大和電機工業株式会社
代表者 代表取締役社長 松本正毅
所在地 神奈川県横浜市鶴見区駒岡5丁目19番21号
設立年月日 1959年(昭和34年)5月20日
資本金 授権資本 156,000,000円 払込資本 145,000,000円
事業内容
情報システム機器・情報通信機器・メカトロニクス機器の受託開発・製造
ICカード関連機器(ICカードリーダ・ライタ・小型カードプリンタ)の開発・
製造・販売
認定登録
ISO 9001:2000 (登録番号 A2I 8148)
ISO 14001:2004 (登録番号 A2I ENV721)
アクセス
鶴見駅 (JR 京浜東北線)
東口より一の瀬行・綱島駅行(横浜市営バス 13系統)→ 駒岡下車徒歩約10分時刻表
西口より新川崎駅入口行(臨港バス 鶴04系統)→ 鷹野大橋下車すぐ時刻表
新川崎駅 (JR 横須賀線)
鶴見駅行(臨港バス 鶴04系統)→ 鷹野大橋下車すぐ時刻表
日吉駅 (東急 東横線)
駒岡経由綱島駅行(東急バス 日93系統)→ 鷹野大橋下車すぐ時刻表
綱島駅 (東急 東横線)
駒岡経由日吉駅行(東急バス 日93系統)→ 鷹野大橋下車すぐ 時刻表
川崎駅西口行(臨港バス 川51系統)→ 駒岡下車徒歩約10分 時刻表
鶴見駅前行(横浜市営バス 13系統)→ 駒岡下車徒歩約10分 時刻表

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本社写真
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沿革
大和電機工業株式会社 沿革
昭和34年5月 東京都品川区資本金50万円でトナミ電機工業株式会社を設立
昭和37年2月 大和産業株式会社と提携
昭和40年6月 商号を大和電機工業株式会社 に変更
昭和41年3月 本社工場を現在地に移転
昭和54年9月 小型電子計算機の専門工場として駒岡工場完成
昭和57年5月 新社長として松本正毅就任
昭和58年9月 POS連動価格システム PDSの開発
昭和59年10月 本社工場に金融端末機の専用ライン設置
昭和61年4月 倉庫管理システムSDSを開発
昭和62年4月 SDSを利用した流通向けピッキングシステムを開発
平成2年12月 新型自動改札機の開発設計
平成3年11月 新工場増築、鉄筋5階建。
平成9年12月 RFIDシステムの開発、販売開始
平成10年5月 流通業向け検品システムの開発、販売開始
平成11年12月
特定エリアへの不審者防止システムの開発
中小企業創造活動促進法認定取得
創造法認定番号 工振11-50号
平成12年3月
接触カードリーダの量産開始
平成12年4月 非接触カードリーダの開発に着手
平成13年11月 不審者検知システムが流通システム大賞奨励賞を受賞
平成14年4月 ISO 9001:2000 を取得
平成19年12月 ISO 14001:2004を取得(登録番号 A2I ENV721)
http://www.y-yamato.co.jp/company/
(2013/6/4/大和電機工業の会社概要のホームページ)


(大和電機工業ニュースより)
HOMEニュース
NEWS
2013

2013.5.16
5月20日は、創立記念日につきお休みさせて頂きます。
2013.3.1
NFC非接触ICカードリーダライタ「PD100U-N」、「PD100U-NK」、「UPD100U-N」がWindows8に対応しました。
2012

2012.6.28
エボリス正規リペアセンター認定の更新を受けました。
2012.6.27
スマートタグと当社リーダライタがセットになった「スマートタグ スターターキット for PD100U-N」が発売になりました。
2012.6.1
IDカードプリンタの新商品「Primacy(プライマシー)」のご提供を開始しました。
2011

2011.12.1
IDカードプリンタの新商品「Zenius (ゼニアス)」のご提供を開始しました。

2011.9.5
第13回自動認識総合展(東京ビックサイト)アイオイ・システム様、日本ティーキャム様、大和電機工業3社共同ブースへのご来場有難うございました。

2011.3.25
リテールテック JAPAN 2011(東京ビックサイト)大和電機工業ブースへのご来場ありがとうございました。
2011.2.14
ICカードリーダライタモジュール「UPD100U-N」のご提供を開始しました。
2010

2010.9.21
第12回自動認識総合展(東京ビックサイト)大和電機工業ブースへのご来場有難うございました。
2010.3.17
第12回 IC CARD WORLD 2010(東京ビックサイト)大和電機工業ブースへのご来場有難うございました。

2009

2009.9.16〜9.18
第11回 自動認識総合展(東京ビッグサイト) 大和電機工業ブースへのご来場有難うございました。
2009.4.27
エボリス正規リペアセンターに認定されました。
2009.2.3
NFC非接触リーダライタ PD100Uが”FeliCa・交通系共有リーダライタ性能検定”に認定されました。
2008

2008.9.30
ホームページリニューアルしました。
2008.7.9〜7.11
テクノトランスファーinかわさき2008にTypeA・B・FeliCa対応リーダライタとカードプリンタを出展いたしました。
2008.3.4〜3.7
IC CARD WORLD 2008にTypeA・B・Cに対応したICカードリーダライタを出展いたしました
2008.2.13〜2.15
テクニカルショウ2008
2007

2007.12.19
ISO14001:2004を取得いたしました。
2007.10.26〜10.28
湘南ひらつかテクノフェア2007
2007.8.23
室蘭民報に掲載されました。
2007.5.10
組織体制を更新いたしました。
2007.5.10
採用情報を掲載いたしました。
2006

2006.12.14
日本経済新聞に掲載されました。
2006.10.1
組織体制を更新いたしました。
2007.9.20
大和ミュージアム館長 戸一成様が来社されました。
Copyright (C) 2013 Yamato Denki Kogyo All Rights Reserved.
http://www.y-yamato.co.jp/news/
(2013/6/4/現在の大和電機工業のニュースより)

(大和産業のニュース)


公開日:2013.05.20
負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。
大和産業(株) [神奈川] 医療機関向けシステム、地下鉄車両・造船資材販売
破産申請 / 負債総額 7億3281万円

〜創設者が戦艦大和の設計メンバー〜

  大和産業(株)(TSR企業コード:291067158、横浜市鶴見区駒岡5−19−21、設立昭和23年6月、資本金3300万円、代表者:松本正毅氏、従業員24名)は5月17日、東京地裁へ破産を申請した。申請代理人は山本雄祐弁護士ほか1名(法律事務所あすか、千代田区霞が関3−3−1、電話03−3502−7077)。
 負債総額は7億3281万円(平成24年9月期決算時点)。
 
 創設者の松本喜太郎氏は戦艦大和の設計メンバーであったことから、社名に「大和」を冠した由来がある。
  医療機関向けシステム、ソフト、ハードの販売や地下鉄向けの車両資材の販売、造船・橋梁業者向け資材販売を手掛け、ピーク時の平成1年9月期には年商約55億円をあげていた。
 しかし採算面は一進一退の推移にあり、資金繰りは余裕のない状況が続いていた。そのため、社有、代表自宅不動産、有価証券などを売却して財務改善策を進めたが、平成24年9月期は売上高16億1957万円と業績悪化に歯止めが掛からず、資金状況が悪化して今回の措置となった。
 なお、本社同所にある大和電機工業(株)(TSR企業コード:350080470、代表者:同氏)は「本日(5月20日)創立記念日のためお休みします」と掲示しており、会社側担当者は「大和電機工業は事業を継続していく意向」と話している。
http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1237803_1588.html
(2013/5/20/東京商工リサーチ)




戦艦大和ゆらいの大和産業(株)/自己破産申請
      
医療機関向けシステム販売ほかの大和産業(株)(神奈川県横浜市鶴見区駒岡5−19−21、代表:松本正毅)は5月17日、申請処理を山本雄祐弁護士(電話03−3502−7077)ほかに一任して、東京地方裁判所へ自己破産申請した。

負債額は約7億円。

同社は、医療機関向けシステムや車両用資材の販売を手がけ、以前は50億円以上の売上高を計上していたが、リーマン・ショック後は大幅に売上高を落とし、平成24年9月期には16億円台まで売上高を落とし赤字を続けていた。

  同社は、創業者が戦艦大和の設計メンバーであったことから、社名に「大和」を冠していることで知られている。

 [ 2013年5月21日 ]
http://n-seikei.jp/2013/05/post-15936.html
(2013/5/21/JC-net)
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posted by 管理人B at 15:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(一般ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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