2013年06月10日

KDDI、LTE障害の影響を受けた人の通信料を700円値引き〜顧客へのメンテナンスを怠ると「大手」でも倒産の可能性へ。

 近頃KDDIの携帯電話を使っている人に通信の「不具合」が起こっているという話をしばしば聞きます。
その原因としての理由は、「設備」が少ないという話ということです。

 携帯電話などの「通信市場」は常に斬新的な技術開発と低コスト化がかされており、携帯電話の会社は、その競争に負けてはいけないと必死になっています。特にその競争から外れるということであれば、ユーザーは「低価格で利用しやすい」キャリア(通信媒体)へと移ってしまうため、その後は「経営の圧迫」⇒倒産 という結果も目に見えてくる始末です。

  そのため、KDDIにそのような「不具合」がそのキャリアだけに度々起こってしまえば、ユーザーが離れやすくなったり、子供の携帯電話の新規契約もKDDI以外のキャリア(NTTドコモ、ソフトバンク、e-mobile)などに偏ってしまうのは必至ともいえます。
  ですから、思い切った「設備投資」をすることによって、その不具合を解消しようということです。その設備投資の費用が「300億円」と非常に大きな額です。さらに通信料を700円引きとすることで、その損失というものは、大きくなっていきます。
 
 最近、テレビCMなどで「ソフトバンク」が女優の上戸彩などを使い、携帯電話等のつながりやすさNo1と「有頂天気味」になっているのですが、「ソフトバンク」は他の大手2社のNTTドコモやKDDIとは違い、「軍資金」にゆとりが増え始めたため、「設備投資」(通信拠点の増加など)をすることが可能となってきたからだと見ています。

 一方KDDIやNTTドコモはどうしてもかつての「公共性」の高い通信事業者であったため、従業員などのコストが非常に高くついてる傾向にあり、その体制が今でも継続しつつあるということが、サービスや設備の充実にも一歩遅れをとっているようです。

 KDDIは大手の上場企業でもあるから倒産の可能性は小さいともみていますが、こういった通信サービスは、技術やサービスに「格差」ができれば、そちらの方に皆偏ってしまうという性質があります。
 そのため、KDDIは少しお金を奮発しても、その後の悲惨な結果を出さないためにも、顧客へのサービスメンテナンスはしっかりとやってもらいたいです。




KDDI、LTE障害の影響を受けた人の通信料を700円値引き〜顧客へのメンテナンスを怠ると「大手」でも倒産の可能性へ。


KDDI、LTE障害の影響を受けた人の通信料を700円値引き
2013年06月10日
 KDDIは2013年6月10日、田中孝司社長の会見で、4月27日、5月29日、5月30日と3回に上った通信障害の影響を受けたユーザーの通信料を700円値引きすることを明らかにした。対象となるのは、「一連の通信障害時のいずれかの時間帯において、LTEのデータ通信を全くご利用いただけなかったお客様、もしくは5月29日の障害発生時間帯において音声通信をご利用いただけなかったお客様」としており、対象となるユーザーには6月末までに「重要なお知らせ」メール等で連絡するとのこと。実際の値引きは7月以降の予定。

 値引き額の700円は、LTE基本使用料、ISP利用料、LTEパケット定額料の3日分から算出したという。また、LTE通信障害の解消を目指し、設備の増設などに300億円の追加投資を行うことを明らかにしている。

関連リンク

KDDI:一連のLTE通信障害の原因と対策について
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20130610/1049916/?n_cid=nbptrn_top_new
(2013/6/10/日経トレンディ)
posted by 管理人B at 16:27| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式市場・金融商品市場の動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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