2013年06月12日

盛岡・平川食品が破産申請 負債12億円超、129人解雇〜下水道料金の追徴等の負担が破綻要因のように見えるのだが、真の倒産の理由は?


岩手県盛岡市にある「平川食品」という県内最大手の豆腐製造メーカーが破産申請をしました。負債総額が約12億円で県内では今年最大ということです。
 この記事を見る限り「下水道料金」の追徴金と過料の負担をが要因のようにも見えるのですが、本当の理由というのはまだあらわになっていません。

 倒産は借金が期日までに払えないということで、破産はその条件に加え「裁判所の手によって事業を閉鎖する」ことですから、全額回収というのは「困難中の困難」になります。
 
 この会社が無くても他の同業他社がその役割を取って替わるのかと思いますが、やはり従業員にとってもショックは大きいかと思います。従業員にとって、金銭的な面は、勤労福祉事業団の給与の8割の立替や雇用保険などの面のケアは一応なされるので直ちに困惑するということはないかと思うのですが、この雇用情勢が未だ低迷している中、パートさえも安定した雇用がなされないことも多く、ましては「正社員」にとっては厳しい状況を強いられることと思います。

 


盛岡・平川食品が破産申請 負債12億円超、129人解雇〜下水道料金の追徴等の負担が破綻要因のように見えるのだが、真の倒産の理由は?


盛岡・平川食品が破産申請 負債12億円超、129人解雇

     
 下水道料金を不正に免れ、矢巾町と盛岡市から追徴金と過料計約4億6300万円を課された県内最大手の豆腐製造業、平川食品(盛岡市東見前、資本金9900万円、平川真人社長)が経営に行き詰まり、10日に事業を停止し盛岡地裁に破産申請したことが11日、同社などへの取材で分かった。負債総額は今年の県内最高の約12億6600万円。10億円以上の大型倒産は昨年10月の大槌町漁協以来。矢巾町と盛岡市への債務は約3億8千万円に達し、破産手続き開始が決定すれば全額回収は困難とみられる。

 同社の代理人によると、債権者は277件。内訳は矢巾町が約2億6500万円、盛岡市が1億1700万円。賃金未払いなどの労働債権が約130件を占め1億6200万円、銀行からの融資など金融債権が約5億3千万円という。

 パートを含め従業員129人は10日付で全員解雇した。代理人は「労働債権と矢巾、盛岡の債権は優先債権になる」との見通しを示したが「完済を含めどの程度支払えるかは見通せない」と述べた。

【写真=約12億6600万円の負債を抱え破産申請した平川食品本社=盛岡市東見前】

(2013/06/12)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130612_2
(2013/6/12/岩手日報)
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posted by 管理人B at 11:54| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(一般ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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