2013年09月12日

訃報:橋本武(元灘中学高校国語教師)さん101歳=灘校で「銀の匙」授業〜東大合格の王者都立日比谷高校を出し抜いたことで有名。

  「灘(なだ)中学・灘高校」は私立の有名進学校で、兵庫県神戸市東灘区にあります。「東灘区」にあるから「灘(なだ)」というのだろうと思います。

 今では、この灘中学高校と麻布・開成(他にラサールも加わり)の3つの私立の学校を東大合格御三家ともいわれていますが、この橋本武先生が赴任した1934年(つまり第二次世界大戦中の頃)は、公立学校に不合格した人が行くような学校だったそうです。このころの中学高校は私立より、公立の方が学力が上の人が入学するような状態でした。

 この先生は、国語の教師でしたが、授業において、小説「銀の匙(さじ)」だけを3年間続けて行うという「ユニークな」教育方法で有名でした。でも当時授業を受ける生徒やその保護者にとっては、そんなので大丈夫なの?というのが本音だったそうです。
 それに授業もショッチュウ脱線して、その脱線の仕方も半端じゃなく、凧揚げの時間になったり、モノづくりになったりで、その授業を見た大学の母校の教授などからも不安視されるような有様でした。

 しかし、その授業を受けた生徒の受験が東京大学や京都大学といった難関大学に合格することが顕著に現れ、1968年(昭和43年)に当時東大を始め、難関高校の王者といわれた東京都立日比谷高校の東大合格者数をついに追い越し、灘中学高校を日本一の東大合格者数に仕立てたとも言われています。

 
 101歳とは大往生でしたが、ご冥福をお祈りいたします。
 
 





訃報:橋本武(元灘中学高校国語教師)さん101歳=灘校で「銀の匙」授業〜東大合格の王者都立日比谷高校を出し抜いたことで有名。

訃報:橋本武さん101歳=灘校で「銀の匙」授業
毎日新聞 2013年09月11日 23時53分(最終更新 09月12日 00時14分)

橋本武さん=2013年2月26日、金澤稔撮影
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 私立灘中・高校(神戸市東灘区)の元国語教師で、小説「銀の匙(さじ)」を3年間かけて読み込む独特の授業で知られる橋本武(はしもと・たけし)さんが11日、死去した。101歳だった。通夜・葬儀は近親者のみで営む。自宅は神戸市東灘区本山北町4の9の7。

 橋本さんは京都府宮津市出身。1934年に旧制灘中学に国語教師として赴任し、50年間教壇に立ち続けた。退職後、94歳で「現代語訳源氏物語」を出版した。

 教え子でもある灘中・高校の和田孫博校長は「教科書に縛られない授業で、幅広い教養を身につけることができた。退職されてからも学校のことを思ってくださり、お世話になった。本当に残念だ」と話した。
http://mainichi.jp/select/news/20130912k0000m040127000c.html
(2013/9/12/毎日新聞)


橋本武氏が死去 灘校で「銀の匙」授業
2013年09月11日(最終更新 2013年09月12日 00時47分)

2011年6月、27年ぶりに灘中で授業をした「伝説の国語教師」橋本武さん=神戸市東灘区

 小説「銀の匙」一冊を3年かけて読むユニークな授業で知られ、伝説の国語教師と呼ばれた神戸市の進学校灘中・高校の元教諭、橋本武(はしもと・たけし)氏が11日午後、神戸市中央区の病院で死去した。101歳。京都府出身。
 灘中・高校で1934年から50年間教壇に立ち、教え子には作家の遠藤周作さんら著名人も。戦後、軍国主義的な記述を黒塗りした教科書に嫌気が差し、小説「銀の匙」を3年かけて読む「スローリーディング」を授業で実践。文章の語句からヒントを出し、連鎖的にさまざまな語句を学ばせ、自ら掘り下げて学ぶことの大切さを教えた。
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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/38951
(2013/9/12/西日本新聞)


2013/9/11 22:48

元灘中・高教諭「銀の匙」授業 橋本武さん死去
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 中勘助の自伝的小説「銀の匙(さじ)」を、中学校の3年間を通じて読み込む伝説的な国語の授業で知られた元灘中学・高校教諭橋本武(はしもと・たけし)氏が11日午後6時58分、神戸市内の病院で死去した。101歳。京都府宮津市出身。自宅は神戸市東灘区本山北町4の9の7。葬儀・告別式は近親者のみで行う。

 1912年生まれ。34年に東京高等師範学校(現・筑波大)を卒業後、神戸市東灘区の旧制灘中学校(現・灘中学、高校)に赴任。戦後は「生涯、心の糧になるような教材を」との信念から教科書を一切使わず、手作りのプリントを授業で用いた。

 50年から「銀の匙」を中学3年間かけて読む独自の授業を開始。教頭を経て、84年に71歳で退職するまで続け、生徒の国語力を大きく伸ばしたことで高い評価を得た。

 その後も大病や事故を乗り越え、2006年には94歳で「源氏物語」を現代語で完訳した。

 近年、じっくりと一つの作品を読み興味や関心を掘り下げる「スローリーディング」の先駆者として注目を浴び、「〈銀の匙〉の国語授業」など多くの著作も出版された。

 12年5〜8月には本紙「随想」を執筆。郷土玩具の収集家や宝塚歌劇団の熱烈なファンとしても知られ、今年7月17日には宝塚音楽学校の創立100周年記念式典にも参加。その後、体調を崩し、8月に入って入院したという。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201309/0006330217.shtml
(2013/9/11/神戸新聞)


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posted by 管理人B at 03:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 訃報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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