2013年10月05日

グリー株式会社【東証1部3632】(SNSの会社)が希望退職者の募集へ〜IT企業は成長も急だが衰退も急である。

「グリー株式会社」はIT企業でSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を提供している会社です。その中でも携帯電話やスマートフォンを軸にした「ゲーム」に強いのが特徴です。

 2004年に現在の代表でもある創業者田中良和氏が趣味で立ち上げたものが拡大し会社組織になったといわれています。その後2008年12月に東証マザーズに上場、2010年6月に東証一部に指定替えになり現在に至っています。その2010年の時がグリーにとって最高の時だと言われています。
 CMもバンバン流し、様々なスポンサーにもなり知名度はグンとアップいたしました。

他のSNSでもfacebookやmixi・DeNA などがありますが、この中でもグリーは創業からの成長が非常に早く、mixiが1997年頃の創業で2006年の東証マザーズの上場であるのに対して、グリーは前述の通り創業から6年程度で東証一部上場の企業へと成長しています。


 ところが、2013年6月期の決算では「減収減益」という大きい赤字をだしたこともあり、今後の経営に不安を感じたためか「希望退職」の募集を開始した模様です。

 かつて、本来「リストラ」というものは、通常気兼ねなく使っていた設備や消耗品を売却や節約したり、新規事業の進出などを抑制し、それでも駄目な場合はじめて「人員整理」という方法に着手するのが普通ですし、それが「日本の企業」での慣例でした。

 今回話題に挙げた「グリー」は「希望退職」という「人員整理」のひとつに着手をいたしました。
これはどういうことかと言えば、一言でいうと「ヤバイ」そのものです。どれだけ「ヤバイ」のかというと、前述の通り、「ヤバそう」になった時に、消耗品や設備を抑制するのですから、「人員」に手をつけるのは、本当の最後の最後ということになります。その慣例から、「人員」にてをつける企業は「経営が本当に危なく借金を返せない可能性」という事も逆にとられます。


 グリーの人員整理がリストラのどのくらいの段階の位置を占めているのかほんとうにはわかりませんが、この「希望退職」でそれなりの人数(目標が200名ということですが)が達しない場合は、今度は、退職勧奨そして指名解雇ということになります。

 現在「労働法」が過去の歴史的な紛争から、労働者を守る方向に向かっており、正規労働者(就業期限を定められていない従業員〜俗に言う「正社員」)「解雇」をするにもそれ相当の理由が必要となってきています。
  しかし、近頃企業を取り巻く環境は著しく変化し、「終身雇用」という体制はかねてからある古い企業でもその揺らぎが生じるくらいですので、たった10年弱の歴史の「グリー」にとって、「労働者」を軽く扱っている部分もあるのかもしれません。

 本来「大企業」というものは、重工業・製造業や電力関係・運輸・不動産・総合商社が占めていましたが、この10年・20年においては、IT企業の存在が大きくなってきました。
 IT企業が経済に果たす大きな役割は、省力化と人員削減です。

 今まで10人かかって10日間かかっていたものが、このIT化において1人で1時間で終わってしまうという事が少なくありません。企業にとっては大変な経済効果です。
 しかしそんなことが色々なところで起こってしまえば、「雇用」の問題が大きく浮上する「副作用」もあるのですが、とにかくIT企業はそれだけのパワーがあるため「急成長」企業が登場するのも当たり前の状況となってきます。


 しかし「急成長」がある企業は「急衰退」というのも兼ね備えています。「いけいけどんどん」で開発をするもそのための費用も銀行などから調達していきます。しかし、その急成長の途中で何かの歯車が欠けたり止まったりした時、現状維持どころかその反動は他の企業より著しいです。
 
 それが現在の「グリー」なのかもしれません。



グリー株式会社【東証1部3632】(SNSの会社)が希望退職者の募集へ〜IT企業は成長も急だが衰退も急である。






更新:2013年10月03日 09:10
 
GREE
日本の大手インターネット企業の一つ。ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) の「GREE」の運営を事業の中核としている。創業者の田中良和氏は、2010年にフォーブス誌においてが総資産16億ドル(推定)と紹介された。

希望退職者の募集も。

2日、「当社グループは、厳しい経営環境の下、収益性の改善を重点課題に掲げ事業の選択と集中を推進して参りましたが、事業規模の適正化及び経営資源の効率化を一層推進すべく、希望退職者の募集を実施す ることを決定いたしました。」と、希望退職者を募集することを発表した。

・希望退職者募集に関するお知らせ

すでに2日付の日本経済新聞が「大阪市の開発拠点を今月中にも閉鎖することを決めた。従業員は30人規模で、退職を促すほか、東京の本社への配置転換で対応する。」と報道しており、厳しい環境にあることを伺わせる。

同社は、13年度6月期第4四半期決算では営業利益約78億円があったものの、特別損失が約67億円発生。従業員の増加や広告宣伝費の膨張によるコスト増加も影響し、減収減益という結果になった。特別損失の内訳としては、提供ゲームのサービス終了(約49億円)や中国・イギリス支社の閉鎖・清算(約12億円)が挙げられていた。 

この結果を受けて、今後は事業の選択と集中を進めると発表。ブラウザゲームのスマートフォン移行やネイティブアプリへの投資強化などを優先するとしたが、「今後の業績が変動する可能性がある」との理由から、2014年度6月期の業績予想は公開しなかった。
http://blogos.com/news/gree/
(2013/10/3/blogs)



(グ リ ー 株 式 会 社リリース)
平成 25 年 10 月2日
各位
会社名 グ リ ー 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 田 中 良 和
(コード番号:3632 東証第一部)
問合せ先 取締役執行役員常務
コーポレート本部長 秋 山 仁
(TEL.03-5770-9500)
希望退職者募集に関するお知らせ
当社は、平成 25 年 10 月2日開催の取締役会において、希望退職者の募集を実施することについて、
下記の通り決議いたしましたのでお知らせいたします。

1. 希望退職者募集の理由
当社グループは、厳しい経営環境の下、収益性の改善を重点課題に掲げ事業の選択と集中を推進して
参りましたが、事業規模の適正化及び経営資源の効率化を一層推進すべく、希望退職者の募集を実施す
ることを決定いたしました。
2. 希望退職者募集の概要
(1) 募 集 人 員 単体従業員 200 名程度
(平成 25 年6月 30 日現在の単体従業員数 1,762 名、連結従業員数 2,364 名)
(2) 募 集 期 間 平成 25 年 10 月9日〜平成 25 年 10 月 28 日
(3) 退 職 日 平成 25 年 11 月 30 日
3. 今後の見通し
本施策の実施に伴い発生する費用等につきましては、応募者数が確定次第速やかに開示いたします。
平成 26 年6月期業績予想については、現時点で合理的な算定が困難であるため、未定として開示を見
合わせております。
以 上
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120131002031770.pdf
(2013/10/3/グ リ ー 株 式 会 社ニュ‐スリリース)

 



【関連する記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
広告一切なし!とっても見やすいは【JUGEM PLUS
不動産投資を学ぶなら!
絶対節税の裏技 【中小企業の節税を考える税理士の会】が節税ノウハウを提供しています お申し込みはこちら
[PR]:くちコミ効果で売上げUP FPによる無料保険相談は「あなたのFP」で! 生命保険保険見直し
100円PC市場
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。