2013年10月18日

無登録で投資勧誘「エムエムピージェイ」(東京都港区) 元社長ら逮捕〜【金融商品取引法違反(無登録営業)】本丸は56人から4億円「詐欺」を視野に入れた捜査の可能性もなのか。

投資「詐欺的」事件です。東京都港区にある投資会社MMPJという会社の元社長が逮捕されたとのことです。容疑は「金融商品取引法違反(無登録営業)」ということです。
 不特定多数からお金を集めて投資することは金融業の登録が必要で、それがない場合は「違法」となります。「知らなかった」で法の罰則を逃れられるような気もしますが、法は「知らなかった」ということでおとがめしないという事はありません。


 日本だけではなく、世界各国に「法律」はそれぞれ存在しますが、すべての法律を知っているという人は恐らく「皆無」であろうと言われています。法律の専門家である「弁護士」になるための試験は、いわゆる「六法(憲法・民法・刑法・商法・刑事訴訟法・民事訴訟法)」 他行政法・倒産法・労働法等)などを知っていれば一応事足りるものでありさらに条文迄一字一句正確に記憶している必要もありません。

 ところが、何かをしようとするときなどはその方面の法律がどうなっているのかという事は自身で確認をしていく必要があり、それは「国会で決められた」ということで公布・施行されればそれだけで全国民に告知したということになっています。

 今回の場合は「金融商品取引法違反(無登録営業)」ということですが、ここまでそれ相当の規模でおこなっている企業であれば、当然社会通念として知っているはずです。知らなかったとしても、営業をしているうちにそのことについて誰か指摘をうけるはずですから、今回の行為はそれ以降の件についても「悪質さ」が露見しています。

 しかし、捜査当局が着目しているのは、その向こうにある「詐欺的」な資金集めではないかと見ています。

 ちなみに金融商品取引法違反(無登録営業)の罰則は
5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金、またはその併科(法人への両罰規定は、5億円以下の罰金)

 となっています。今回は詐欺的な話が浮上していますが、この罰則においては、詐欺であろうとなかろうと「無登録」ということで、今回の逮捕となっています。








無登録で投資勧誘「エムエムピージェイ」(東京都港区) 元社長ら逮捕〜【金融商品取引法違反(無登録営業)】本丸は56人から4億円「詐欺」を視野に入れた捜査の可能性もなのか。


無登録で投資勧誘 元社長ら逮捕
10月17日 13時24分

無登録で投資勧誘 元社長ら逮捕
国への登録がないまま、海外のリゾート開発事業への投資を勧誘したとして、東京の投資会社の元社長ら2人が金融商品取引法違反の疑いで逮捕され、警視庁は、およそ50人から少なくとも4億円余りを違法に集めていたとみて捜査しています。

逮捕されたのは、東京・港区の投資会社「エムエムピージェイ」の元社長上田功容疑者(51)ら2人です。
警視庁によりますと、上田元社長らは「インドネシアのリゾート施設の会員権を購入すれば、地価が高騰しているため、価値が上がり、多額の配当が期待できる」などとうたって国に無登録のまま投資を勧誘し、おととしまでの9か月間に埼玉県の主婦ら4人からおよそ550万円を違法に集めたとして、金融商品取引法違反の疑いが持たれています。
これまでの調べによりますと、上田元社長らは現地にリゾート施設を26棟建設する予定でしたが、資金が集まらずに1棟しか完成しないまま計画が頓挫し、顧客には配当を支払わず解約にも応じていなかったということです。
調べに対し「法に触れるとは思わなかった」と供述し、容疑を否認しているということです。
警視庁は上田元社長らが関東地方を中心におよそ50人から少なくとも4億円余りを違法に集めていたとみて捜査しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131017/k10015344201000.html
(2013/10/17/NHK)


【社会】

無登録で出資募る リゾート開発業 2容疑者逮捕へ
    
2013年10月17日 朝刊

 
 金融商品取引業の登録をせず、高配当をうたってリゾート開発への出資を募ったとして、警視庁生活経済課は十六日、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、リゾート開発業「MMPJリゾート」(本社・東京都港区)社長の上田功容疑者(51)=千葉県茂原市=ら二人の逮捕状を取った。十七日にも逮捕する。
 捜査関係者によると、二〇一〇年五月から一一年二月にかけ、インドネシア中部にあるロンボク島のリゾート開発に出資する会員になれば、宿泊施設の売却益などを分配するとして、男女四人に会員権を五百四十五万円で販売し、国の登録を受けないまま、金融商品取引業を営んだ疑いがあるという。
 同社はパンフレットで、「年利回り10%以上可能」などとPR。この四人を含め、一〇年五月から二年間で、埼玉、茨城など二十四都道府県の五十六人に、会員権を計四億二千万円で販売したとみられる。主に高齢者が資産運用のために購入していた。
 同社は現地法人を通じ、土地を購入したが、別荘形式の建物を一戸建設しただけで、開発は進まず、配当はなかったという。
 ロンボク島はバリ島の東約五十キロに位置する。マリンスポーツが楽しめ、今後の観光開発が期待されている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013101702000139.html
(2013/10/17/東京新聞)



リゾート開発うたい4億円超集めたか 元社長ら逮捕(10/17 17:04)



 インドネシアのリゾート開発をうたい、4億円以上を集めていたとみられています。

 リゾート開発会社「エムエムピージェイ」の元社長・上田功容疑者(51)ら2人は2010年、埼玉県の女性(57)らに、許可なくインドネシア・ロンボク島でリゾート施設を作る事業への出資を持ちかけた疑いなどが持たれています。上田容疑者は「出資すれば配当を受けられる」などと客に説明していましたが、実際にはリゾート開発はほとんど進んでいなかったということです。客の多くが高齢者で、全国の56人から4億円以上を集めたとみられています。取り調べに対し、上田容疑者は「法に触れると思わなかった」などと容疑を一部否認しています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000014336.html
(2013/10/17/テレビ朝日)


未登録でインドネシアのリゾート開発名目で投資募る 2人逮捕
 
投資会社の登録がないにもかかわらず、インドネシアの島でのリゾート施設開発名目で、およそ4億2,000万円を集めていたリゾート開発会社元社長の男らが、警視庁に逮捕された。
逮捕されたリゾート開発会社「エムエムピージェイ」元社長・上田 功容疑者(51)ら2人は、投資会社の登録がないにもかかわらず、インドネシアのロンボク島の宿泊施設の建設に出資すれば、収益の配当を受けられるとうたい、東京都内の男性など4人から、あわせて545万円を集めた疑いが持たれている。
しかし、宿泊施設は完成しておらず、勧誘に使ったパンフレットには、無関係の現地に住む日本人の家の写真が使われていた。
問題の「ヴィラ」は、全く建設が進んでいないという状況で、中を見ると、全く住むことができない状況となっていた。
無断で自宅の写真を使われた人は「『写真を撮らせてください』ということで撮っていったが、まさかパンフレットにうちが載ってるとは、夢にも思っていなかった」と話した。
上田容疑者は、「法に触れるとは思わなかった」と容疑を一部否認しているが、警視庁は、2010年からの2年間で、全国の56人から、あわせておよそ4億2,000万円を集めていたとみて調べている。
(10/17 12:27)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00256011.html
(2013/10/17/FNNニュース)






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posted by 管理人B at 01:01| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資詐欺事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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