カップル喫茶で全裸でわいせつ行為見せ合い…自殺者も？ 喫茶経営者逮捕 東京・品川~【刑法第174条；公然わいせつ】別の違法性が関与の可能性。

　「カップル喫茶」というのは「カップルで行く喫茶店」なのですが、このような名称で使われる喫茶店は、単なる喫茶店ではなく、カップルが性行為を行う場を店側が提供しているというものです。

　「カップル喫茶」という名称を使う事自体は違法性はないのですが、その内容が違法行為ということになるので、摘発されたということです。

　こういったお店はいくらか存在するのですが、営業としての公的機関への届出は「喫茶店（カフェ）」などでの届出であって、「店舗型性風俗特殊営業」として公安委員会（警察）へ届けていないのが普通です。というか、こういいった営業形態は現在「非合法」となっており、仮に警察に届け出たとしても「合法」ではないので却下されてしまいます。
　それでは一体何がいけないのかというと、「不特定多数の人に裸体を見せる」という行為が違法となります。さらにその場所を提供している営業者はその幇助（ほうじょ）として処罰されます。

　現実問題として、警察においては、このようなお店については違法性ではありますが、他に迷惑や苦情がなければ「黙認」している部分が多々有り、「摘発」されるということは、住民から苦情が来たり大きな違法性が発覚することによるものが多いです。

　今回の店舗の事件の場合、その店舗の利用者の中で「強姦をされて自殺をした」という話が出ているのか、またはその他の違法性がクローズアップされたのか定かではありませんが、何らかの違法性が大きく生じたことにより警察が動いてしまったということです。
　

　あとこの店舗はマンションの一室を利用しているらしいので、管理組合規約に違反したとか、住民からの苦情が大きくきたとかそういった事から関わってきたのかもしれません。しかし、１０年も営業を続けていたわけですから、それなりのお客からの信頼性もあったかと思います。
　性風俗の店舗で営業できる場所は「商業地域」というところに限っているので、その他の土地利用区分で性風俗営業をした場合は違法となります。

　場所的には東京都品川区西五反田１-２９-３　西五反田シティハイツ　という場所らしいのですが、用途区域においても「性風俗」としての営業はむずかしいかというところです。
　

カップル喫茶で全裸でわいせつ行為見せ合い…自殺者も？　喫茶経営者逮捕　東京・品川~【刑法第174条；公然わいせつ】別の違法性が関与の可能性。

「カップル喫茶」摘発、公然わいせつ幇助などの疑いで８人逮捕

　お互いの性行為を見せ合う、「カップル喫茶」が、警視庁に摘発され、経営者ら男女８人が現行犯逮捕されました。

　公然わいせつ幇助などの疑いで警視庁に摘発されたのは、東京・西五反田のカップル喫茶「Ｒｙｕ’ｓ ＣＡＦＥ」で経営者の石川隆一容疑者（５７）と従業員の女（２５）、そして店内にいた男女６人の客が現行犯逮捕されました。

　警視庁によりますと、この店は喫茶店を装ったオートロック式のマンション一室で、捜査員が踏み込んだ際、３組のカップルが全裸の状態でお互いの性行為を見せ合っていたということです。

　店は１０年前に営業を始め、これまでに３億６千万円を売り上げていて、取り調べに対し、石川容疑者らは容疑を認めているということです。（21日11:34）
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2035256.html
(2013/10/21/TBS）

カップルが全裸でわいせつ行為見せ合い…自殺者も？　喫茶経営者逮捕　東京・品川
2013.10.21 13:02 ［性犯罪］
　わいせつ行為を見せ合う「カップル喫茶」を運営したとして、警視庁保安課は公然わいせつ幇助容疑で、横浜市磯子区杉田、同店経営、石川隆一容疑者（５７）ら２人を逮捕した。同課によると、石川容疑者は約１０年前から同店を経営し、毎月３００万円を売り上げていたといい、２人とも容疑を認めている。

　逮捕容疑は１９日夜、東京都品川区西五反田のマンションの一室をカップル喫茶として提供し、埼玉県志木市の財団法人職員の男（４６）ら男女６人＝公然わいせつ容疑で逮捕後、処分保留で釈放＝が全裸で公然とわいせつな行為をするのを助けたとしている。

　警視庁に今年に入り、「交際していた２０代女性をカップル喫茶に連れて行ったら嫌がっているのに客らに輪姦され、自殺した」と匿名の通報があり、同課が捜査していた。自殺の事実は確認できていない。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131021/crm13102113030004-n1.htm
(2013/10/21/MSN産経ニュース）