2013年12月15日

韓国の証券会社 HANMAG投資証券、売り注文ミスで約45億円の損失。事実上破産か


 韓国にある証券会社が発注ミスをして、大損どころか、倒産(破産)まで至ったということが起こりました。
 日本でも証券会社の発注ミスというのはたまにありますが、過去に大きなものと言えば、みずほ証券がJ-com(ケーブルTV会社)の株の売値を発注数と株価を入れ違いでおこなったために、大きな損失を被ったということがあげられます。

 これは結局どうなったかといえば、正確な数値は把握していませんが、1株65万円で売るつもりが、操作ミスで65万株を1円で注文を出してしまい、それがコンピュータでも「ミス」の可能性であることも検知せず、売買が完了してしまいました。
 それを買った人は約20億円の儲けになったとのことで、ミスということでの返却にも応じなかったという話も聞いています。
 そこでみずほ証券はこのミスは東証も悪いということで損害賠償請求を東京地裁に起こし全面的な請求金額は認められないもののその何割かは東証の過失であることもみとめる判決となりました。

 でもそういった人為的なミスは起こっても、コンピュータシステムの方でそのくらいの予測はできるんじゃないかと思っていましたが、そうではなかったようです。


 そういった事が韓国でおき、その損失額は45億円となり、急な債務超過で一気に会社が破綻したということです。しかし、その額が45億なのは、上場している会社にとっては、きつい額ではあるものの、倒産しなければならないような額なのかは少し疑問にも思えます。

 韓国も電子技術や経済関係でも大きく成長している国なので、そういったミスも何らかのコンピュータで検知されるのかと思ったのですが、そういう意味ではまだ未熟なところがあったのかとも思われます。

 ただ、別の見方では、この損失劇はなにか裏があるんじゃないかと見ている人もいるようなので、これが一体どういうことなのかは、今後注視すべきなのかと思われます。



韓国の証券会社 HANMAG投資証券、売り注文ミスで約45億円の損失。事実上破産か

記事入力 : 2013/12/13 18:11

韓国の証券会社 注文ミスで事実上破産か

     
【ソウル聯合ニュース】韓国の総合株価指数(KOSPI)オプション市場で誤って売り注文を出し、約460億ウォン(約45億円)の損失を出した中小証券会社のHANMAG投資証券が事実上、破産する見通しとなった。

 同社は12日午前9時すぎ、KOSPI12月物のコールオプションとプットオプションで相場よりはるかに低いか、または高い値段で売り注文を出し、約3万6000件の取引が成立した。取引したのは大部分が外国人投資家だった。同社は決済期限の13日午後4時まで韓国取引所に決済代金を支払えなかった。

 同社は韓国取引所に救済を申請したが、取引先と合意できず、受け入れられなかった。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/13/2013121303048.html
(2013/12/13/韓国日報)
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posted by 管理人B at 20:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(一般ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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