2013年12月26日

性風俗とは違います おもてなしと癒しのリラクゼーション業界、「誤解」解きつつ急成長~しかし、「医療行為」のマッサージは御法度

 2013年10月に総務省が、国の統計基準に使われる日本標準産業分類に「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」を新設いたしました。
 
 この「リラクゼーション」というのは、いわゆる「マッサージ」に類似した「ボディケアマッサージ」に相当します。なぜ「『マッサージ』に類似した」ということになるかと言うと、「マッサージ」という行為は法的にその方面の「国家資格」を持っていないとできないことになっています。

 それで、マッサージを実際にできる資格は「あん摩マッサージ指圧師」(マッサージ師)になります。「あん摩マッサージ指圧師」の資格を取得するには、最低でも3年間みっちり「専門学校」で学ぶ必要があります。それで、国家試験に合格してはじめて「マッサージ師」として堂々とできることになっています。

 「マッサージ師」ができることは、「医療行為」「治療行為」としてのマッサージです。ですから「マッサージ」によっていたんだ筋肉を修復するとかそういった「医療行為」を医師の指示で行えるということです。無資格の人が治療目的でマッサージを業として行うと「法律違反」となり、無資格の医師などと同様に処罰されます。

 そうなってくると、今ボディケアマッサージなどを展開しているお店をアチコチ見受けられますが、前述の事を考えてみると、そう多くはないはずです。すると、そういう店で「マッサージ」を行うことは「違法行為」と一見みられがちです。しかし、「医療行為」として行っているわけではないので、グレーゾーンのような部分もありますが、「違法行為」とならないのが現状です。

 本来マッサージにおいては、相当な力や体重をかけて体に施術をするので、それなりの「知識」がなければならず、当然その技量も公的に確認されていなければ危ないことになります。間違えた行為を行えば、大きな事故につながりかねません。

 しかし、現在の慣習では、このようなマッサージも「リラクゼーション業」として社会的に認知され、さらにそう言ったお店も急増していることで日本の経済の大きな支えとなってきています。そのためそれに従事する人も日本で約3万人で市場規模が1400億円に達しているため、国としても一目おくだけでなく、お墨付きも付け始めています。

 そもそもこの「(手技をつかった)リラクゼーション」が堂々と認められたきっかけは、過去に資格のない人が医療行為ではないマッサージをしてその違法性の有無が最高裁の判決で決定したことから、リラクゼーションとしてのマッサージが無資格でも行えることを事実上認知されたことからです。

 当然「医療行為」としてのマッサージよりは「リラクゼーション」としてのマッサージの方が需要が高いから、こうした業をしぜんと認めざるを得ないというような状況になってきています。
 それにこの業界で大きな致命的な事故も多発していないため、特に規制は設けられておらず、現在の状況にいたっています。


 さらに、このような「リラクぜーションマッサージ」には意外にも「許認可」が全くいらず、性風俗産業のような「商業地域」に限定されず、かなり広い範囲での場所で営業ができるのが特徴です。その上「営業時間」の規制も全くありません。

 そこで、気をつけなければならないのは、この業界においては、治療行為(「治します」)やお客や施術者が裸体になっての行為は、マッサージ師しか行えないことや、公安委員会(警察署)に性風俗営業の許可を得なければそのような行為を行えないということです。

 特に「医療行為」においては、気を付けなればなりません。
 
 

 


性風俗とは違います おもてなしと癒しのリラクゼーション業界、「誤解」解きつつ急成長~当然、「医療行為」のマッサージは御法度



性風俗とは違います おもてなしと癒しのリラクゼーション業界、「誤解」解きつつ急成長
2013.12.7 18:00 [ダイエット・エステ]
心身共に癒されるリラクゼーション


 ストレスの減らない現代人に、ますます求められている「癒し」。体をほぐすストレッチで心身をときほぐしてくれる「リラクゼーション業界」に注目が集まっている。日本特有の「おもてなし」精神を海外に輸出するという動きもみられるが、一方で風俗店と勘違いされたり、女性客にわいせつマッサージを施したりする店もあり、業界が抱える課題も少なくない。

 東京都渋谷区の表参道駅。地下道の一角にある「リラク・Echika表参道店」は、1都3県で約110店舗を展開している「リラク」(本社・同区)が運営するチェーン店だ。ベッドに寝かされると、店員との会話を楽しみながら「手技」と呼ばれるストレッチで肩甲骨や腰回りの筋肉を指でほぐしてくれる。店内は駅の利用客が行き交う外界と遮断された落ち着いた雰囲気で、隣の女性客は寝息を立てていた。

 「日本のホスピタリティー(おもてなし)は世界一。この業界はアニメとは違った日本を代表する新しいコンテンツになるはずだ」とリラクの江口康二社長(40)は語る。27歳のときにぎっくり腰になったのがきっかけで健康産業の将来性に興味を持ち、平成15年に1号店を設立した。「3000店舗を達成してブランド力をつけ、海外進出も果たせれば」と静かな闘志を燃やす。

業界内では「性的マッサージをする店と混同され…」


リラクゼーション業は1990年代の温浴ブームをきっかけに癒やしを求める若い女性を中心に発展した。リラクゼーション業協会によると、全国に9673事業所、約3万2000人が従事し、市場規模は1392億円(平成24年3月現在)にのぼる。急成長を受け総務省は今年10月、国の統計基準に使われる日本標準産業分類に「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」を加えた。

 一方で、業界内では「性的マッサージをする店と混同され、あまりイメージが良くない」という声も聞かれる。この5日にも、福岡市内のリラクゼーションサロンで経営者の男(40)がボディケアを装い、タオルで顔を覆った状態の女性客(22)の上半身を触ったり盗撮した準強制わいせつの疑いで逮捕された。

 セラピスト(施術者)にはマッサージや指圧のような国家資格が必要ないため門戸が広い。このため、モラルのないセラピストが手技と称して女性にわいせつ行為をしたり、看板とは裏腹に店の実態が性風俗店というケースも少なくない。

大腿部など10センチ以内の部分、女性客の胸部近くの施術については注意を

健全性をうたう同協会には、そのようなトラブルは報告されていないが、客にセクハラをしたと誤解されないための自衛策として、大腿(だいたい)部内転筋や、そ頸部(大腿部の付け根部分)から10センチ以内の部分、さらに女性客の胸部近くの施術について注意を喚起している。

 協会理事を務める江口社長は根本的対策として、セラピストを国家資格として制度化することだという。「そうすれば、利用客のライフスタイルに定着しやすくなるはず」と期待する。

 女性の働きやすい職場づくりにも前向きで、リラクでは11月から「マザーズプロジェクト」を始め結婚や育児で離職した女性の復職に積極的。女性管理職比率も目標の5割目前だ。同社では協会指定の教育認定校で人材育成にも取り組んでおり、江口社長は「人材こそ企業の基本。女性活用のモデルケース企業になりたい」と話している。


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http://sankei.jp.msn.com/life/news/131207/trd13120718000016-n3.htm
(2013/12/7/MSN産経ニュース)




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posted by 管理人B at 02:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済市場・無料タダの営業戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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