2013年12月31日

農薬混入は意図的か マルハニチロ系冷食(アクリフーズ)異物混入事件、群馬県警が捜査

  今年も残すところあと1日を切りました。本日は大晦日です。
一般企業などの通常の会社は正月休みに突入されているかと思います。
 そして、今日明日と年末年始にかけての食卓は「お正月料理」(おせち料理)で楽しまれる方も多いでしょう。
  数の子や鮭の切り身、イクラ・かまぼこ、と「魚」がメインの料理が日本の「和食」の特徴でもあり、優れている点です。

 ところで、 「マルハニチロ」というと鯖、さんまの缶詰や冷凍食品など加工食品としては国内でも最大級の企業です。
  
 その関連会社である、「アグリフーズ」の群馬工場(群馬県大泉町)において、食品工場では全く使用をしていない農薬が混入されたということです。それにその商品が市中のスーパーなどで販売されて、消費者の口にまで届いてしまったということです。

 こういった経緯を考えてみると、もうこれは故意的に行ったとしか考えられないかと思われます。

 このような「異物混入事件」はグリコ森永や最近では「黒子・・・」など時折みられますが、このような事件に遭遇した企業は、たまったものではありません。自らが悪くなくても、異物を混入されるような隙があった」とか、「誰かに恨みを買われるようなことを会社自らがしたからだ」と結局その企業の(見かけ上ですが)責任に行き着くことが多く、どのような方向に倒れても、企業の大損失は免れないということになることが多いです。

 売上を伸ばすことも企業にとっては重要なことですが、「損失を出さない」・「トラブルを出さない」という企業の守りの姿勢も大変重要なことです。

 

 






農薬混入は意図的か マルハニチロ系冷食(アクリフーズ)異物混入事件、群馬県警が捜査


農薬混入は意図的か マルハ系冷食、群馬県警が捜査 
2013/12/31 2:02

画像の拡大
商品回収の張り紙が出されたスーパーの冷凍食品売り場(30日午後、千葉市のイオン幕張店)
 マルハニチロホールディングスのグループ会社アクリフーズの群馬工場(群馬県大泉町)で製造した冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、群馬県警は30日、何者かが意図的に混入した可能性があるとみて、業務妨害などの疑いで捜査を始めた。

 マラチオンは工場で使われておらず、検出濃度も高いことから原料に残留していたとは考えにくいと判断した。

 検出濃度の最高はコロッケの1万5千PPMで、残留農薬基準(0.01PPM)の150万倍だったこともアクリフーズへの取材で判明。健康被害の報告はないという。

 県警は30日、工場関係者らから商品の製造過程や流通経路について説明を受けた。工場内外で不審な点がなかったかどうか調べを進める。

 一方、群馬県は30日、食品衛生法に基づき工場を立ち入り調査した。商品によって検出濃度にばらつきがあることなどから「通常の製造工程で汚染された可能性は低い」(衛生食品課)と結論づけた。

 アクリフーズによると、11月以降に消費者から「異臭がする」などの苦情が相次いだ。濃度はコロッケが1万5千PPMと最高で、ピザは2200PPMだった。同社は群馬工場で生産した商品約630万パックの自主回収を始めている。マルハニチロホールディングスは「原因が解明されるまで群馬工場での生産は再開しない」としている。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG3001S_Q3A231C1CC1000/?dg=1
(2013/12/31/日本経済新聞)
【関連する記事】
posted by 管理人B at 17:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 消費者問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
広告一切なし!とっても見やすいは【JUGEM PLUS
不動産投資を学ぶなら!
絶対節税の裏技 【中小企業の節税を考える税理士の会】が節税ノウハウを提供しています お申し込みはこちら
[PR]:くちコミ効果で売上げUP FPによる無料保険相談は「あなたのFP」で! 生命保険保険見直し
100円PC市場