2014年01月26日

大和タクシー 破産申請準備 青森〜敗因は利用客の減少や競争の激化ということであるが。

大和タクシーという青森市内で展開するタクシー会社がこの度自己破産の準備に入るということで事業を停止した模様です。負債総額は不明ですが記事では数千万と言われています。

 この会社は有限会社となっているので規模的にはあまり大きくない模様です。
タクシー会社は他の業界より仕入れが少ないとも言われていますが、決してそうでもなく、他の物品販売の業種と同様に仕入れも多くかかっています。

 まずは「人件費」多くが固定給+歩合給というような方式をとっています。タクシー会社の勤務体系は、基本的に朝7時から夜2時迄勤務したら次の日は上がり休み、またその次の日に勤務して朝7時から夜2時迄勤務するそして次の日は上がり休みそして休日、そしてまた朝7時から勤務というように輪番的に勤務が繰り返されています。

 固定給というものがあるので、お客がなかなかつかまらなくって売上があまりなくても「固定給」は決まって受け取ることができます。さらにお客さんの獲得数に応じて「歩合給」というものがもらえます。
 基本的にこういった勤務体系なので残業というものはあまりなく、限られた時間でお客さんを多く乗せるということが売上アップと自身の給与に反映することになります。

 会社全体として売上が伸びて利益が出ている時はどこの企業も同じですが問題はありません。
売上が伸びないときは、それでも固定給を払っていかなければならないし、空車で走らせているときの燃料費もバカになりません。さらに運転をしない間接部門(運行管理・総務等)の経費もかかります。

 そう言ったところから今回の大きな負債を抱えてその返済の目処が立たなくなったとも言えます。

 でもタクシーはどの地域でも必要なので、大きな会社がその事業を買い取って再起していただければ、債権者もお客さんも少しは損失や不便さの改善になるのではないかと思います。







大和タクシー 破産申請準備 青森〜敗因は利用客の減少や競争の激化ということであるが。

大和タクシー 破産申請準備 青森
2014.1.26 02:00
 帝国データバンク青森支店によると、青森市のタクシー業「大和タクシー」が事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。負債総額は数千万円とみられる。

 同社は昭和36年、同市浅虫に設立された老舗のタクシー会社。当初は浅虫温泉の宿泊客の送迎が主だったが、52年から同市の幸畑(こうばた)団地に移転した。

 16台の車両で運営し、ピーク時の平成7年3月期には年商約1億5千万円を計上したが、その後、マイカーの普及などによる利用客の減少や、同業他社との競合激化などで売り上げが落ち込み、事業継続を断念した。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140126/aom14012602000000-n1.htm
(2014/1/26/MSN産経ニュース)



(有)大和タクシー

住所: 〒030-0943 青森県青森市幸畑1丁目36−31
電話:017-738-1355

 青森大学・青森短期大学のそば

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posted by 管理人B at 17:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(一般ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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