2014年04月11日

小泉建設(福井県越前市)が自己破産 負債10億700万円〜債務の大半は武生信用金庫からの借入金。

 福井県越前市にある小泉建設が自己破産を申請した模様です。負債総額は約10億円になります。
この小泉建設は公共団体からの発注が多く歴史のある企業です。しかし、信用金庫からの借入金が多くその債務が収益を圧迫した形になっており(つまり利子などが膨らんでいること)返済不能ということで自己破産をした経緯となっています。

 なぜこんなことになったのかはわかりませんが、融資をした武生信用金庫においては、他の企業への不正融資も発覚しておりその部分との関連があるのかも気がかりなところです。




小泉建設(福井県越前市)が自己破産 負債10億700万円〜債務の大半は武生信用金庫からの借入金。
小泉建設が自己破産 負債10億700万円
    
2014年4月11日
 帝国データバンク、東京商工リサーチの両福井支店によると、建築、土木工事などの小泉建設(越前市)は十日、福井地裁に自己破産を申請した。負債額は十億七百万円で、十億円を上回る県内企業の破綻は今年に入って初めて。
 一九五九(昭和三十四)年に創業し、県や越前市が発注する公共工事の元請けを主体に、鉄筋鉄骨コンクリート建築工事を手掛けた中堅の建設会社。ピーク時の八〇年十月期には十五億九千八百万円の売上高を計上。二〇一〇年十月期には三億九千万円にまで落ち込んでいた。近年の業績は回復基調だったが、借入金の負担が収益を圧迫。事業継続を断念したらしい。
◆債務の大半は武生信金融資
 自己破産を申請した小泉建設の負債額十億七百万円の大半が、武生信用金庫(越前市)に対する債務だったことが、信金内部の関係者の話で分かった。
 関係者によると、武生信金の小泉建設への貸付残高は二〇一二年三月時点で八億四千三百万円。同年九月には九億三千三百万円まで膨れ上がった。このうち回収不能とされる債権は、六億四千九百万円から七億四千四百万円まで増えていた。
 武生信金では、越前市内の酒造会社に不正な迂回(うかい)融資をしたり、超低金利で貸し出ししていた事実も発覚。二〇一三年三月期の決算で、十三億九千万円を回収不能として一括処理したばかりだった。
(2014/4/11/中日新聞)
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posted by 管理人B at 17:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(一般ニュース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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