銀行からの融資は日本振興銀行ということになります。
2014年03月07日
日本振興銀行関連のレオアセットマネジメント株式会社など2社(旧商号:中小企業不動産機構) 東京地裁より特別清算開始決定受ける負債総額約103億5700万円
日本振興銀行関連の会社でレオアセットマネジメント株式会社とミナトホテルマネジメント株式会社の2社が2月25日に東京地裁より特別清算手続き開始決定を受けました。負債総額は約103億5700万円になります。この先債権届けなどで変動する可能性があります。
レオアセットマネジメントは「不動産アセットマネジメント」つまり、他人からお金を集めて不動産を取得してその運用益を分配するという事業となります。
銀行からの融資は日本振興銀行ということになります。
そしてミナトホテルマネジメントはホテルをレオアセットの事業の他にホテル事業を運営していたということです。これも銀行からの融資は日本振興銀行となります。
これらの会社は日本振興銀行に債務(つまり借金)があるとのことです。しかし、本家本元の日本振興銀行は民事再生法となっているので、日本振興銀行の債権はこれらの2社にも取立てをするということになります。
しかし、これらの2社も運営がうまくいかないので事業閉鎖に伴う私的整理をしようとしましたが、「債務超過」ともなってしまっているので、債権者の合意を得た後、裁判所を挟む倒産処理「特別清算」ということになったようです。
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銀行からの融資は日本振興銀行ということになります。
2014年03月04日
紅花組(土木建築等)など2社、自己破産を申請/島根地裁 負債総額12億円〜土木特に港湾関係も強みで注文建築建売など広範囲の業務内容。
紅花組(こうかぐみ)という土木建築等を中心にした総合建設会社が松江地裁に自己破産を申請いたしました。
負債総額は12億円です。特に港湾部門に強みがある会社ですが、残念ながら破産の運びとなりました。
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負債総額は12億円です。特に港湾部門に強みがある会社ですが、残念ながら破産の運びとなりました。
2014年02月21日
エヌ・エス・アール(株)(宅地造成、不動産販売;東京都中央区)破産開始決定負債総額約1650億円、今年最大級の倒産〜敗因は身の丈以上の融資で派手に事業を展開
エヌ・エス・アールという会社が今年(2014年)1月31日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けました。負債総額は約1650億円となります。もともとの債権届出の元本としては約654億円ということだったのですが「損害金」がさらにのしかかり約1650億円に膨れ上がったということです。
この会社は「不動産業」という業務にあたりますが、どういった「不動産業」かといいますと、大手金融機関系列の不動産会社(つまり大手銀行が関係しているもしくは銀行の子会社である不動産会社、信託銀行も不動産業を行うことができるのでそういった関係の会社ということになります。)が所有する土地に箱物といえる「建物」を建てて、それをお客に販売するというところを担っている不動産業です。
不動産でも「土地」に関してはそのまま安くても「資産価値」というものがあるので、他の「箱物」を取り扱う不動産会社に任せれば、土地にも付加価値がついてより高い価格で売れるもしくは賃貸で収益を売ることができます。
しかし、土地の取得より向こうの工程を担う不動産会社は主に「箱物」について全て責任を持って販売まで行わなければならず、お金が足りない時は金融機関から借りて何年か先の販売した時に返済するというような形になります。そのため、この会社が目論んだとおりの時期に販売がしっかりできれば、利益が大きいですが、売れ残りなどが多くなってしまえば、それだけで融資してもらったお金の「利子」ものしかかるため、目論見が外れれば、大規模な会社であっても即倒産という方向に動いていきます。
特にこの会社は資本金が1億円とあまり多くないような自己資本とも見られ、その上「バブル期」でのいけいけどんどんのような当社の時期に乗っかり、本来必要とされる何倍もの融資をしたともみられ結局は目論見が外れたから大きなやけどということでこの何千億と言われる倒産負債額が1位と言われるようなところまでの規模の倒産となるというわけです。
つまり「身の丈に合わない融資で派手に事業を展開してしまった」という事が敗因の結論になります。
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しかし、土地の取得より向こうの工程を担う不動産会社は主に「箱物」について全て責任を持って販売まで行わなければならず、お金が足りない時は金融機関から借りて何年か先の販売した時に返済するというような形になります。そのため、この会社が目論んだとおりの時期に販売がしっかりできれば、利益が大きいですが、売れ残りなどが多くなってしまえば、それだけで融資してもらったお金の「利子」ものしかかるため、目論見が外れれば、大規模な会社であっても即倒産という方向に動いていきます。
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