宮城県仙台市に経営拠点をもつ、「真山リアルエステート」という不動産賃貸会社が仙台地裁から破産手続き開始決定となりました。負債総額は約25億円ということです。もともとは、「パチンコ店」(パーラー)の経営を行っていたのですが、そこから店舗の取得などから、土地建物を所有する事により、不動産賃貸業を経営することになったのかと思われます。
さらにその勢いから「ホテルの運営」にも乗り出し「仙台シティホテル晩翠通」を「本社ビル」で行っていたということです。
いわゆる典型的な「第二分野への進出」というものであり、企業が運営されている中で、不動産などの資産を抱えてきた時に、不動産業など、本業と異なる事業での収益を目指すということになったのかと思われます。
その中で、ホテルの所有においてトラブル(所有権の問題)があって、その影響もあり継続が困難となって、破産という事になったということです。そのホテルは現在も営業を継続しているということなので、事業譲渡されて全く別の会社が運営しているのか、それともスポンサーを求めて、破産管財人が運営しているのかというところなのかと思いたいところなのですが、これが債権者による申立「債権者破産」なので、借金を一部もしくは全部返済しなく、それがいつまでたっても解決されないので、債権者が業を煮やして破産申し立てに至ったものと考えられます。
これらの記事だけでは本当の破産に至った原因は分からないのですが、本業であったパチンコ店の運営において大きな負債があり、それが未だに完済とならず継続に至ったなど、推測すれば様々なのですが、とにかく「大きな負債を解消することはできなかった」ということが結論なのだと言えます。
※「第二分野」という表現は本業とは異なる収益事業をいう意味を示すのですが、やはり、「第二分野」で進出しやすい企業と言えば、資産運用での収益が大きいといえる「不動産業」が多いです。
ニュース元・資料さらにその勢いから「ホテルの運営」にも乗り出し「仙台シティホテル晩翠通」を「本社ビル」で行っていたということです。
いわゆる典型的な「第二分野への進出」というものであり、企業が運営されている中で、不動産などの資産を抱えてきた時に、不動産業など、本業と異なる事業での収益を目指すということになったのかと思われます。
その中で、ホテルの所有においてトラブル(所有権の問題)があって、その影響もあり継続が困難となって、破産という事になったということです。そのホテルは現在も営業を継続しているということなので、事業譲渡されて全く別の会社が運営しているのか、それともスポンサーを求めて、破産管財人が運営しているのかというところなのかと思いたいところなのですが、これが債権者による申立「債権者破産」なので、借金を一部もしくは全部返済しなく、それがいつまでたっても解決されないので、債権者が業を煮やして破産申し立てに至ったものと考えられます。