山形県の建築工事会社のヘルシーパ―スンが破産手続き開始決定を受けたとの事です。
会社としては建築工法に強みがあり、それを活かした住宅建築となり、さらにそれを販売するという、建築と不動産会社(自社建築物件)を販売するという独立した「トータルサプライヤー」(最初から最後まで会社が関わること)の企業です。
しかし、特許やその他建築工法など技術的な部分で成長している企業は少なくありませんが、その過程は「急成長」という恩恵を受けます。しかし、当ブログでも述べてきているように「急成長」する会社は「急反落」⇒倒産というケースも多くみられます。
そのため、「急成長」する会社は、足元がしっかりしていないことが多く、成長しているからと言って天狗やあぐらをかいていていは当然イケません。
急成長してる中では、急反落しないで、より安定した運営ができるように、回りをしっかりと固めていかなくてはなりません。
建築工法での急成長で足元が固まっていなかった事が敗因の原因と考察しています。
ヘルシーパースンが自己破産申請 山形の建築工事会社〜建築工法での急成長で足元が固まっていなかった事が敗因の原因
ヘルシーパースンが自己破産申請 山形の建築工事会社
2012年03月14日 08:52
東京商工リサーチ山形支店によると、建築工事のヘルシーパースン(山形市、森谷九二昭社長)は13日までに、山形地裁に自己破産を申請し手続き開始決定を受けた。負債総額は2億1000万円に上る見込み。
設計事務所の建築施工部門として発足し1994年に法人化した。三層ガラスや計画換気システムを取り入れた工法による住宅建築を手掛け、98年3月期には5億9700万円の売り上げを計上。だが景気低迷によって減収傾向が続き2010年3月期には1億4300万円まで落ち込んだ。受注回復のめども立たないことから破産を申請した。
用語解説:
東京商工リサーチ 自己破産
http://yamagata-np.jp/news/201203/14/kj_2012031400439.php(2012/3/13/山形新聞)
ニュース元・資料
posted by 管理人B at 16:23| 東京 ☀|
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倒産(その他不動産会社)
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