2013年06月20日

安愚楽牧場 自転車操業 出資の5割 配当に、利益率は超低空飛行 自転車操業が常態化?〜「詐欺」の事実である「自転車操業」での逮捕なのはいつなのか?

 この度、強制捜査(逮捕)に至った安愚楽牧場、において、自転車操業であることが「はっきりと」してきました。
この行為が「詐欺」の初端になるのかと思いますが、
 実際の「契約」とは大幅に異なることなので、「嘘をついて勧誘したことになるので」詐欺罪での逮捕になるのかと思います。
 これもまずは証拠をつかむためにやや軽い「特定商品預託法違反」で捕まえておいて、その証拠の補強で、「家宅捜索」をおこないます。そして、そこで得られた証拠をもとに「詐欺」であることを立件するというやり方なのだと思います。

 単発の容疑(被疑事実)での最大拘束期間は23日になるので、その間に起訴をしない場合には、釈放しなければなりません。それだけで起訴をしてしまうと手続きやそれ以降の立証も面倒なことになるので、恐らく今回の106人が被害者となったとは別の被害者を「特定商品預託法違反(不実の告知)」とした逮捕(再逮捕)でさらに拘束期間を新たに設定して、取り調べをつづけるのか、それとも、今回の逮捕とは関係の無い、「出資者  出資金   の半分を配当に回していた」「破綻直前に8.3%の利息を付けた商品を売りつけた」などの「詐欺」の罪で逮捕に持っていくのかとも思いますが、恐らく、もう一度、「特定商品預託法違反(不実の告知)」で再逮捕に持っていく可能性が強いかと思います。

 これだけ大かかりの事件であるため、「逮捕の資源」は何回かに分けて、上手に使わなくてはなりません。












ニュース元・資料

安愚楽牧場幹部を刑事告発=徹底捜査求め、警視庁に−弁護団〜恐らく「弁護士」による「告発」は初めてなのかも。

  安愚楽牧場に関する事件において、今回の逮捕劇が起こる前にも何十人、何百人の人が警察への相談や「被害届」はもちろん、「詐欺罪」での処罰つまり「告訴」を求めたことと思いますし、報道でも「出資者10名が愛知県警に告訴」「群馬県内の出資者が警察に告訴」などということが時々報じられていたし、また「弁護団が告訴」などという文言が目に入ったこともありました。

 何回か本ブログでも「言葉の違い」を述べてきましたが、
  「告訴」(こくそ)は被害者が加害者に対して処罰を求めるために捜査機関に申告すること。
  「告発」(こくはつ)はその被害とは関係ののない第3者が加害者に対して処罰を求めるために捜査機関に申告をすること。

 が定義となっています。
そのようなことから考えると「告訴」と「告発」の使い分けは重要な事に当然なります。

 したがって、今まで報道にあった件は、
    出資者(被害者)が処罰(「詐欺罪」)を求めて「愛知県警」に告訴などということだったかと思いますので、
   恐らく、各地の弁護団が委任者である出資者(被害者)に状況等を説明したり、もしくは出資者自身が「たまらんから警察に告訴したいです」という事を弁護団に要望したということなのだと思います。

 そして、弁護団が告訴状を書いて、警察に申告するのですから、あくまでも弁護士が登場するのは出資者の「代理」にすぎません。弁護団の弁護士が(出資者の名前でなく自分の名前で)処罰を求めていることはなかったかのように思います。

 今回の場合は「告発」となっていますので、弁護団長である紀藤弁護士が自分の意思で警察に処罰を求めたということになります。

 被害者においては、「海江田氏を訴える位なのに、なんで告発してくれないんだろう」とか「なんで今頃?『いつやるか
今でしょ』のノリじゃないの?」などと言っている人もいるのかとおもいますが、

 「弁護士の告発」は被害者の告訴とは違い、かなりの「裏付け」がされていなければ、難しいとされています。後で「これ違うよな、と警察などから言われた時に」出資者で法律の素人であれば、処罰に値すると思い込んで行うのであるから、それなりの違法性はなく問題にはなりません。しかし、弁護士の場合は、プロの法律家でありますから、告発時に「これは絶対に有罪だ」という心象を形成していなくてはなりません。

 そのため、「これは絶対に有罪だ」となったのが、逮捕劇が起こったときなので、この度の「告発」になったのだと思います。

 そういう意味で考えればMRIインターナショナルのMRI被害弁護団が「告発」(事件の被害者ではない弁護士自らの刑事処罰の申告)をしているということは、かなりの勇気のいることになることがわかるかと思います。
  





ニュース元・資料

安愚楽牧場元社長ら軽罪の「特定商品預託法違反」で逮捕、本丸の「詐欺罪」の立件、「故意の立証」が焦点〜警視庁捜査2課が自白を引き出す「意外な方法」





 旧経営陣の3名が軽い罪である「特定商品預託法違反」で逮捕となるだけでも容易ではないことですが、やはり、全容解明・本当の筋からすれば、旧経営陣は「詐欺罪」でなければ、今後の民事訴訟における「証拠の援用」も説得力がなくなる恐れも考えられるところです。

 しかしながら、捜査機関の手が入ったことは、破産管財人や被害者の会である被害者弁護団でも入手できないような証拠を手にいれることができるので、今後の捜査の進展で、これから行われる可能性のある「民事裁判」の証拠収集が容易となり、今回逮捕された破産者以外の旧経営陣やその他視野に無かった「被告」の選定にも大いに役立つこととなると考えられます。

 報道では、逮捕しても被疑者らは「認めているのか」「認めていないのか」が分からなく、捜査に支障があるということで報道陣にも明かしていないようなのですが、通常は「認めていた」とか「否認している」という報道はよく耳にするものです。

 そのあたりについて明かしていないのは、今後の取調べを通じて、まだ立件されていない本丸の「詐欺罪」を認定するための「自白」を得ようとするためではないかと憶測しています。

 「自白」は「証拠の王様」とか「女王様」などとよく呼ばれており、裁判でも「自白調書」が重要な有罪の決めてとなることも少なくありません。
そのため、犯罪の立証が難しい場合には、様々な方法を用いて自白を得ようとします。最近は「人権意識の向上」や捜査機関が強要や偽計などによって「自白」を得たとしても、後になって「無実」だったことなどがしばしばあります。そう言ったところから批難も多々うけるようになっていることもあり、「自白」を得ることは難しくなってきています。そこで、取り調べの際、「警察」においては、なるべく畏怖(ビビらせる)ために取調官に「強面」の人に行わせている傾向が見られます。

 その結果、刑事裁判になったときに、その調書(司法警察員の面前で作成した供述調書)の信ぴょう性を証言するために、その作成者が証言台に立つことがありますが、暴力団風のような容姿や「強面」の人が少なくありません。よくテレビドラマでの裁判での証言のシーンでは、北大路欣也や高橋英樹とかそういったイケメン俳優が登場しますが、実際は、大相撲の小錦・曙や安田大サーカスの「ヒロ」「くろちゃん」やビッグダディの「林下清志さん」のような、「怖い」と感じるような人がそれを担当している状態です。

 さすがに「顔」が怖いから「自白の強要」ということには結びつきにくいかと思います。

 
 今回の安愚楽牧場も当初から「否認」や供述を積極的にしない状況も考えられます。そういう可能性などの場合は、「強面」の取調官をもちいて自白を得る方法もあるかと思います。

 ちなみに別の報道では、「大石勝也容疑者は、埼玉県深谷市(ふかや)が自宅となっていますが」ここでは「熊谷市」(くまがや)と記載されています。
 
 

  







(参考)
2011年12月04日
安愚楽牧場被害、刑事事件の可能性その4(警視庁及び各都道府県警での暗黙の被害者オーディションはもう始まっている)
http://re-plus.seesaa.net/article/238542971.html
(2011/12/04/リプラス情報収集組合)


 




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