が明らかになったことを共同通信社は報じました。さいたま地検特別刑事部の「さいたま」が出てきたのは、粉飾決算を行った報告書を提
出した場所が関東財務局(さいたま市〜さいたま新都心)に所在地があるからでしょう。上場企業のIR(投資関係情報の開示)は法令に
則り、かなり細かで迅速に開示する規則の遵守を求められ、とても厳しいものですが、上場をするということは、適正開示をしっかりとで
きることも大前提なのですから、投資家にとってはこのようなことに遭遇されたら、たまったものではありません。今後も動向を見て生き
たいと思います。
(以下は共同通信)
売上高の半分強40億円が架空 プロデュースの粉飾決算
ジャスダック証券取引所上場の工作機械メーカー「プロデュース」(新潟県長岡市)が半期報告書に計上した昨年下半期の売上高約73
監視委は、同社が2005年に株式を上場した段階から決算を粉飾し、年々架空売り上げの比率を高めていったとみている。既に同社を
家宅捜索し、佐藤英児前社長(40)も任意の事情聴取に粉飾を認めたという。
今後、取引の実態解明を進め、金融商品取引法違反(虚偽記載)の疑いで、佐藤前社長らをさいたま地検特別刑事部に告発する方針。
関係者によると、プロデュースが今年3月に関東財務局(さいたま市)に提出した半期報告書について、監視委が取引先や資金の流れを
調べたところ、実在しない企業を取引先とし、架空の受発注を繰り返す循環取引で売り上げを水増ししていた疑いが浮上したという。
半期報告書では約7億8000万円の経常利益を計上していたが、昨年末の段階で、深刻な赤字状態だった可能性がある。
2008/10/11 02:05 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101001000975.html
(共同通信/2008/10/11)